私の好きな棟方志功の文字です。
先日の私のお習字はこれがお手本だったのです。
昭和16年刊ですから棟方先生はまだ30代です。
力強い若さもありますが完成度の高さを感じます。
天才にはいくら頑張っても及びませんが
その本当の素晴らしさを語れるようでありたいと思います。
少しでも近づきたいという思いもあります。
だから、真似て書いてみたのです。
当然ながら、習うべきは形よりこころです。
保田師の文章は
まさにもう一度今の日本人に語っているのかと
思うほどの新鮮さがあります。
時は流れ価値観が変わっても変わらないものがあるのでしょうが
それよりもあの時に解決できなかった事のツケがあるのだと考えます。
装丁を含めてこの本には深い感動があります。
勇気を与えてくれる本です。