そして大勢がやりはじめた

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狭い範囲での視点で申し訳ないですが、
30年前に備前焼の作家は200人と言われましたが、今は500人くらいはいるそうです。
岡山県北の美作地域でも作家活動をするアーティストは比較にならないほど増えたようです。
ただ、以前の陶芸のように作れば売れるような活気は全く無くなってしまいました。
地方紙を見ると常に何かの展覧会があります。しかも、若い人が多いようです。
また昔話ですが、地方紙の記者が県内の30代のアーティストを紹介していこうと
コラムを作り連載を始めました。残念ながら5回ほどで行き詰って、
まだ20代半ばだった私の所へも取材に来たのです。
今からは考えられないほど寂しい状況だったのです。
とくに今世紀になって鑑賞する側にも芸術を幅広く受けとめる素養が育ってきました。
確実に、芸術が誰にも身近なものとなったのです。
絵手紙やスケッチの教室は大賑わいで手軽なアートを楽しむ人はどんどん増えています。
芸術の民主化というよりも、もはや革命と言えるレベルです。
その一方でビジネスとしては成り立ち難いものも多くなり
百貨店をはじめ多くのギャラリーがその活動を休止しています。
まさに混沌の新時代と言える状況です。

世紀末に盛んだった美術界の大型プロジェクトが行き詰った今、
民家に学生の作品を並べるような身近で小回りの効くイベントが登場しています。
お金は行き詰りますが創造のエネルギーは無限である証拠だと思います。
信念をもってたゆまぬ精進を続ける事こそ新しい時代を切り開くのではないかと
今になってあらためて考えます。
未来を希望あるものに変えていく方法を考えているのです。
政府のやっているエコ政策はエゴを助長するだけでまだ未来は何も見えません。

               
                   もうちょっと続く・・?
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by tatakibori | 2010-02-17 12:56 | 仕事 | Comments(0)
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