金田式DC録音

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6月10日発売の「ホリーランド/藤井貞泰」です。
タイムマシンレコード
金田式DCアンプで有名な金田氏が自ら開発した新方式のDC録音です。
ライブ形式のスタジオ録音で、小さなマイクを2本置くだけで録ってあります。
設置場所で音のバランスが変わるからそのセンスも技術のうちです。
「録音だけ良くても・・。」と思われるかもしれませんが
演奏も楽器の音もレベルは高いと思います。
それでもコルトレーンの・・とかビル・エヴァンスが・とか
マイルスの・・などと比較するのはお門違いです。
国内一般のライブハウスで楽しむ演奏などと比較して超一流と言う意味です。
私の掲示板の写真の話を読んでおられる方には、
ハイレベルのデジタル一眼カメラの画像と同じような感覚と言えばお分かりいただけるでしょう。
このCDの発売前に金田氏自らのセッティングによるオーディオシステムで試聴する機会を
得ていますから、どういう装置を前提としているかはよく分かります。
我が家のアルテック604-8Hはディテールは無理としても、
その雰囲気くらいは再生可能だと思っております。

演奏者にもよりますが、ライブハウスのジャズは電気による増幅なしでも
家庭用のオーディオなどでは再生不可能なエネルギーの塊で
ドラムのアタックなどウエストレイクのような大型スタジオモニターでもない限り出せません。
我が家のスピーカーはスタジオモニターとは言え、そこまでの力がないので
せっかくの音が歪まないように少しずつボリュームを上げていきます。

なるほど、スネアの音などそこで叩いているかのようなリアルな感じが得られます。
2枚組の長時間ですから60年代LPレコードのような楽しみ方と違って
ライブハウスに居るようにゆっくり楽しんでいきます。
まさに素の音と言う感じで、米国エンジニアの作り込んだ演出と違う世界があります。
CDはもう無くなりそうで、音楽は配信の時代を迎えています。
こういう楽しみ方が何時まであるのかは分かりませんが
技術的には新しい感覚に満ちた新鮮な音楽とオーディオの楽しみ方です。
すでに既存のジャンルの音楽は飽和状態で新しい演奏や音源に
人々がどれほど関心を示すかは分かりませんが、
こうやってコツコツと地味な努力を続ける人もあると知りました。

そういう意味ではオーディオもジャズもはるか過去に完成された芸術といわれる
木彫と同じになってきたようです。
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by tatakibori | 2010-07-04 15:01 | オーディオ | Comments(6)
Commented at 2010-07-04 15:15 x
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Commented by tatakibori at 2010-07-04 15:25
この方式なら米粒ほどのマイクが2つでセットのものを適当な位置に忍ばせておけば
財布より少し大きな録音機に高音質で売り物になるデータが残せます。
もしも、あの60年代にこれがあればストーンズもツェッペリンもビートルズもディランの熱いステージも我が家でリアルに再現される事でしょう。
タイムマシンの開発が待たれます。
Commented at 2010-07-12 12:26 x
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Commented at 2010-07-12 12:27 x
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