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cocaine

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オールマン・ブラザーズ・バンドのデュアン・オールマン、
リトル・フィートのローウェル・ジョージ、
それにジェシ・エド・デイビスの3人は共通点を多く持ちます。
スライド・ギターの名手である事、麻薬のやりすぎで夭折したのも同じです。
まるでコカインかヘロインの白い粉が飛散っているような輝く音楽です。
ゆるいリズム、リラックスした演奏ながら張り詰めたような緊張感にみなぎる不思議な音楽も同じです。
リトル・フィートの1979年のライブ「waiting for columbus」は最近気に入ってよく聴きます。

麻薬で夭折した天才ミュージシャンはジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリンをはじめ
ビリー・ホリディ、エリック・ドルフィ、スコット・ラファロなど数え上げればきりがありません。
ビル・エヴァンスも今の感覚なら夭折と言えるでしょう。
きっとほとんどのミュージシャンが体験しているのだろうと思います。
LSDと言うとジョン・レノン、グレイトフル・デッドなど連想します。
喘息があるのでドラッグを嫌ったセロニアス・モンクだけが例外なのかもしれません。
20世紀の音楽は麻薬漬けだったと言えます。
by tatakibori | 2010-10-12 19:54 | 音楽
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