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音楽映画

最近はミュージシャンの伝記映画がたくさん出ています。
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「キャデラック・レコード」(2008)はマディ・ウォーターズを中心とした
シカゴ・ブルースのお話です。ビヨンセ演じるエタ・ジェームスは見ものです。
古くはグレン・ミラー物語(1954)、ベニー・グッドマン物語(1955)から
映画として名作のサウンド・オブ・ミュージック(1965)など
音楽が主題の映画は深い感動があります。
ウッド・ストック(1970)のようなドキュメンタリーやビートルズの映画などは別ジャンルだし、
ブルース・ブラザーズ(1980)はどちらかと言うと娯楽映画だと思います。
おそらくクロスロード(1986)(音楽:ライ・クーダー)の頃から、
新しい感覚の音楽映画になってきたようにも思えます。
モーツアルトの「アマデウス」も1985年公開だから、
何かが変ってきた時代なのでしょう。
クリント・イーストウッドがチャーリー・パーカーを描いた「バード」(1988)は
大きな変化を決定づけるものだったと思います。
最近ではレイ・チャールズの「レイ」(2004)、
シュープリームスの「ドリーム・ガールズ」(2006)など佳作です。

個人的趣味ではドキュメンタリーですがマーティン・スコセッシュ監督の
1964年頃のボブ・ディランのお話「ノー・ディレクション・ホーム」(2005)は楽しめました。

日本なら川上音二郎と美空ひばりの伝記映画はぜひ作って欲しいと思います。
by tatakibori | 2011-02-10 08:39 | 音楽
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