人気ブログランキング | 話題のタグを見る

雑誌

雑誌_d0006260_9254330.jpg

2月1日発売の小学館「和樂」3月号の誌上お買いものに叩き彫「八百万の神」が
紹介されています。
ネットで情報が得られるようになって雑誌を買う機会が減ったので
久しぶりに買う高級婦人誌の写真の美しさには驚きます。
やはりパソコンのモニターで見る写真と最新のデジタルカメラと印刷技術の
集大成である高級誌の写真では静寂感がまるで違います。

雑誌でも貴重な情報があるものは長く保存しています。
本棚にある懐かしいものを紹介します。
雑誌_d0006260_9302490.jpg

先ずは1965年の芸術新潮です。
この時代の美術雑誌を読み返すと美術の世界に進歩は何も無いのがあらためて実感されます。
今流行のアートのほとんどは60年代に登場したものの焼き直しというのが分かります。
当時は五味康祐「西方の音」というオーディオと音楽の連載が気になって読んでいました。
小学生には読んでもさっぱり分からない話しばかりですが、
それでも当時の情熱のようなものだけは伝わっていたのです。
今でも独特の語り口と価値観がとても面白く読めます。

まだまだたくさんあるので続編を書きます。
by tatakibori | 2013-02-03 09:40 | 読書
<< 雑誌その2、ムック本 文字を彫る >>