グラフィックデザイン

連休に開催するイベントの印刷物をデザインしました。
たいへん原始的なグラフィックデザインです。
主役は得意の木版画で、カードとポスターは木版画だけの
今の常識では考えられない情報量の少なさです。

カードはクリーム色の紙にオリーブグリーンの文字と
補色系のバーミリオンのポップな図案で50年代風です。
アンディ・ウォーホルの作品を見ながら考えていました。
完全に同じ配色のパッケージはガムか何かにあったようです。
自分ではブルースっぽい世界からのスタートです。
d0006260_6211959.jpg


ポスターはまことに原始的な木版画です。
クラフト紙に墨の文字と同系色べネシャンレッドの図柄で渋くまとめました。
版木の大きさは30x45cmでポスターは45x55cmです。
d0006260_625977.jpg


チラシは芸術的に訴えるものが弱いと共催担当者からダメ出しで、
グリーンのベースに補色系の文字を何度もやりなおしました。
色々やっていると、文字にぼかしの影とか白ぶちとか話が出てくるので
イメージしている世界と、アートに対する認識の大きなズレが分かりました。
ややどうでもよくなってその時点で、あったもののまま
発注したので不本意なものになってしまったのがたいへん残念です。
次回からは強い意思で自分の表現をしなければなりません。
図案は美術雑誌にあった若手のイラストにヒントを得たかなりポップなものです。
d0006260_6315529.jpg


他にも、サムネイルのたくさん入った情報量の多いA3のポスターもあります。
20名以上の作品写真を揃えて画像調整して、サイズを合わせ配置する作業が
こんなにたいへんな事になるとは・・・。
グラフィックデザインは過酷な作業だと思ってましたが、
目が衰えてくるまでに相当なスキルを身につけていなければ、
簡単に潰されると思いました。
素人が分かったような事を言うのは仕事に対する冒涜だと痛感した次第です。
d0006260_6373894.jpg

[PR]
by tatakibori | 2014-04-06 06:41 | 仕事 | Comments(0)
<< 祖父・山田昭雲(哲) 未来が見える >>