遊ぶ人と遊ばない人

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先ず、私は基本的に遊ばない人だと理解して下さい。

先日イベントを主催したのですが、
準備の話し合いの中で人がお金を落としていく心理のような話題になりました。
これは私には理解し難い話に展開していきます。
普通の人は休日があり、遊びに行くのですが、
私の場合はそういう事はほとんどありません。
すでにこの年齢で、今から宗旨替えもありませんから、
遊びに行く人の心理はほぼ理解不可能で人生を終えることになりそうです。

ボランティアの募集とか、飲食の出店などの問題がこれに絡んできたのです。
結局は遊ばない人間の私が出て行って、出店の要請をし、
ボランティア団体と話をしてなんとかその部分を確保できました。
遊ぶ人の心理は結果論として分析は出来ますが、
そういう大衆を動かすのは同じ遊ぶ人間には無理があるように思えました。

会議を開くと気がつく事があります。
たいへん贅沢な物を作る人々の生活は貧しいようです。
何がそうかと言うと駐車場のクルマです。
たいていの作家のクルマは使い込んでキズだらけで
艶を失った古いものばかりです。

贅沢な物は心の贅沢ですから物質的な贅沢さを求める人には作れないのだと思います。
どこかで何かをあきらめて心の豊かさを求めるのが美術工芸の作家なのです。
当然ながら普通の人が遊びに行くような事はあきらめる以前に
思いもつかないから物作りの仕事に就くのです。
私も楽しみは色々とありますが、遊びに行くというのはその中にありません。
極端な話ですが、パスポートを作った事が無いのがそれを物語っています。

贅沢のひとつの象徴であるフェラーリの創設者エンツォ・フェラーリはその90年の生涯を
ほとんど生まれ故郷であるモデナで過ごし旅行へ行く事などなかったそうです。
遊ばない人間が最高の遊びの道具を作っていたのです。
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by tatakibori | 2014-05-19 07:24 | 仕事 | Comments(2)
Commented by ぽてにゃ at 2014-05-19 08:06 x
私にとっては、「遊び」の定義が、どこまでなんだろう・・・
と考えさせられるお話です。
私も、貧乏がらみでパスポートとか持ってないですが、
おそらく、遊ぶ人なんじゃないかなあ・・・
でもなんとなく、ほかの人たちの遊びとは、違う気がするのです。
イベントなんかは、嫌いじゃないけど、得るもののない場には
あまり行きたくないので、テーマパークとか、
行きたいとは思わないし・・・。(行くなら、神社仏閣!)
それに、イベントは、遊びに行くより、主催側のほうが好き。
でもおそらく、ものづくりタイプじゃないな・・・。(作るけど)
もしかしたら、
遊ぶ人と、遊ばない人の心理といえば、両方わかっちゃうのかも。
Commented by tatakibori at 2014-05-19 11:48
とても変な言い方ですが、
私は20歳くらいからマクロ経済を考えて憂鬱になっていました。
このまま行くと、経済は必ず破綻すると思いました。
ナニワ金融道のような世界を現実に見てしまったからです。
遊ぼうと思うと時間とお金のつながりを断ち切って、
刹那を楽しむ才能が必要です。
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