仕事場用のCDプレーヤーの調子が悪くなったので、対策をあれこれ考えました。
自動車用のオーディオはUSBメモリのMP3データで再生しています。
8GBのメモリならCDにして200枚以上の音楽が入っています。
BGMにはとても便利で音質的にも問題ありません。
それと同じような家庭用のものを探して見つけたのが写真のものです。
kentigerというブランドですがlepaiとかlepyと実質的に同じメーカーの製品に見えます。
もちろんmade in chinaです。
USBメモリとSDカードを挿し込んで、そのまま再生できます。
小型デジタルアンプにDACが内蔵されているからカーオーディオと同じです。
電源アダプター無しなら送料込み2,000円以下の驚異的なお値段です。
電源は今までのアンプと同じ12Vが使えます。
たいへん目障りなLEDのイルミネーションは分解して基盤のソケットを
外して点灯しないようにしました。
音質はMP3なのでCDよりはやや粗いような部分もありますが、
気になるほどでもありません。
音量も十分にあります。
これとスピーカーだけで飽きずに一日中BGMを流せます。
中国製デジタルアンプの世界は新しいステージに進化しています。
真空管を使った廉価なプリアンプ(ヘッドフォンアンプ)もあるようです。
長時間BGMをMP3に変換し、PCなしで楽しめば消費電力は2W程度に抑えられます。
よーく考えてみれば、おかしな話です。
技術の進歩と経済格差で安く手に入れたハードと、
ネット上に無料で垂れ流されているソフトでは
産業としても芸術文化としても成り立っているとは
言えないような変な感じです。
豊かになったような気もしますが、
だんだんそれに合わせて貧しくなっていくように思えます。