私が日常の足に使っているクルマはサクシード・バンの珍しいMTです。
13年前にクルマを買う時にMT車の選択肢がほとんどなかったのでこれになりました。
ATが嫌いとか、強いこだわりがあるほどではありません。
私が20歳の頃、父がクルマを買い替える時に、その当時としては珍しかったATを
強く推したくらいで合理的なAT車には子供の頃から憧れさえ持っていました。
トヨグライド2速ATのパブリカとかコロナを試乗した事もあります。
今まで我が家にAT車が無かった事など一度もありません。
意識はまったくしていませんが、街でポルシェを見かけた時にそれがATだったら
すごくがっかりするのは事実です。
マツダロードスターとかトヨタ86などもMTでなければ価値が無いように思えます。
自分では、なんとなく足クルマはMTの方が良いと思うだけです。
しかし現実はどんどん変化して、MT車の需要は減るばかりのようです。
とうとう一昨年にサクシード、プロボックスがCVTのATに進化して
MTが消滅しました。
次に買うクルマをMTに限定するなら荷物が少ししか積めない小さな
乗用車、あるいは軽自動車にするか、少し大きな貨物車くらいしか
選べなくなってしまったようです。
いざ現実にMTを止めるとなると大きな寂しさがこみ上げてくるのです。
今のクルマをどうやって延命して乗り続けるか対策を考えています。
私のような人間は絶滅寸前なのでしょうか?