何もしないをしている

d0006260_20245655.jpg
「何もしないをしているんだよ」は、たしかプーさんの言葉です。
検索で調べようとしたら、何もしない時間を持つと仕事の効率が上がると言うような話が出てきました。
それは「何もしないをしている」のとは何かが違うように思えます。
父は疲れ果てて仕事が出来なくなる事が多かったので、
私が「休むのも仕事のうちだ。」と言うと昼寝をするようになりました。
この場合は仕事のために「何もしないで体を休める」行為です。
プーさんの言う「何もしない」は目的がある事ではありません。
クリストファー・ロビンが成長して、自分は「なにもしない」ができなくなってしまったと
プーに告げる場面があるそうです。
自己啓発系の論調で「経済的な効率のために余暇や趣味を持つ」と言うのはどこか貧しい発想に思えます。
私は還暦を迎えました。まわりの友人達は毎日が日曜日になったり、
何もする事がない状態になり生活の変化に戸惑っているようです。
私のように勤めた経験のない人間は、最初から毎日が日曜日で
何もする事がない多くの日々を過ごしてきたと言えます。
でも何もしないで過ごしてきたのとちょっと違うような気もします。
「何もしない」の回りで忙しく働いてきたのです。
目的や意味を持たないほんとうの「何もしない」が出来るようになりたいものです。
言い訳の必要ないほんとうの心の自由がそこにあるように思えます。






[PR]
by tatakibori | 2016-07-23 21:01 | 日々の生活 | Comments(0)
<< 直毘塾の精神 雅号 >>