同心円の核

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日曜日の早朝にNHKである作家(元ジャーナリスト)の講演と談話をやっていました。
報道されない真実があり、それは醜くて悲惨なものだったりするというような話でした。
たいへん下品で強烈な表現に衝撃を受けました。
すべての問題は同心円にあり、その核にはある事件を描いた小説があるそうです。
それはネット上の青空文庫で立ち読みできるので、ざっと読んでみました。
ノンフィクションでしょうが、強い誇張の表現で埋め尽くされており、
予備知識なしにこれに入ると気分を害するものです。
それについてはいずれ感想を書いてみたいと思っております。

自分にとって同心円として仕事に対する思いがあるとすれば、
その核には何があるのだろうと考えました。
以前は「神の存在」だった事もあります。
人と人が接する時に、その立ち振る舞いの中に神があるのでは
ないだろうかと考えました。
最近はもう少し単純に、ごはんを食べる時に家族そろって
手を合わせて「いただきます」と声を出すような事が
私の仕事の持つ意味のすべてのベクトルが向かう核に
あるように思えます。

サウンドオブミュージックは最も優れて美しい映画だと思います。
食事のシーンで何もしないでいきなり大佐が食べようとすると、
マリアが「お祈りはしないの」とたしなめます。
愛と平和、反戦など大きなテーマがありますが、
このシーンは説得力のあるものだと思いました。

子供の頃は家族そろって、父が声をかけて「いただきます」と
やっていました。
色々と苦しかった時期に、父に対する反発からその習慣を
壊すことを実行しました。
一番大切なものを父から奪うという制裁を行ったのです。
たいへんつらい事でした。
父が死んで長い時間が過ぎました。
最近はできるだけ家族そろって「いただきます」と
手を合わせるように努力しています。

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by tatakibori | 2017-03-13 21:07 | その他 | Comments(0)
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