土の神

伊勢神宮、外宮の大前の御池の真向かいの杉林の中に土の神をまつる土宮があります。
まつられている神さまはその名を「大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)」といいます。

土の神さまは「地の神」でもあるようです。私がよく彫る「道祖神」もその一つの形なのです。
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備後を中心によくある「地神」の石碑も同じような神さまでしょうか。
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このような民俗信仰に近いものには諸々の説がたくさんあり、支那や朝鮮の似たような古い信仰と結びつけてあちらから伝わって来たモノだと説く輩も多くあります。
我々の先祖がまつってきた神さまは近くの氏神(うじがみ)様であり、産土神(うぶすながみ)様です。氏神様は先祖につながる神さまで、産土神は土地を守って下さる神さまです。これが日本古来の信仰の基本です。
日本は八百万の神々ですから外来の文化・信仰もどんどん寛容に受け入れて豊かな文化を作り上げてきました。今の日本の仏教などはその典型的なものだと思っています。道端のお地蔵さんなどはインドから渡ってきた仏教の本質からは大きく外れ日本人の信仰そのものだと思います。
仏教は出家であり、悟りであるのですが、日本人の考えは家を守り、先祖をまつるというという事です。いくら得度を受けた僧侶でも親を捨てては生きて行けないでしょう。そんな事をすればバチが当たります。本当です。
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by tatakibori | 2006-02-07 08:25 | 仕事 | Comments(0)
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