トチのテーブル

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松図、高さ:35cm、幅:56.5cm、長さ:120.5cm
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萩図、高さ:35cm、幅70cm、長さ:114cm
どちらも天板の厚みは37mmです。

今回はテーブルに加工し、塗装も、彫刻も全部が私の仕事です。
塗装はウレタンの艶なし仕上げです。拭き漆のような感じですね。
漆は25年ほど扱ってきましたが性能的に問題のある事もあります。
経験的に掴んだ漆塗装に近くて最も合理的な方法を考えました。
漆にこだわる事を止めれば、ある意味で色んな事が自由になります。

技術的な事もありますが、板の削りはあえて荒く止めています。
遠慮なく使うテーブルには神経質な仕上げは不要です。
無垢の天然木の板を贅沢に使うにはこれが一番です。
脚部の取り付けにも板には穴を彫っていません。
元の一枚板に戻せるようにと考えたのです。

木工としては劣ったモノだと考える人もあることでしょう。
でも、この仕事を26年やってきた私の結論としての仕上げです。

父の考えたテーブルは低めで酒を酌み交わすに都合の良いものでした。
私の提案する高さはこの上でノートパソコンを使うのに都合の良い高さです。
(少し低くする事が可能です。)
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by tatakibori | 2006-07-21 19:38 | 仕事 | Comments(0)
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