天杖記鎮魂歌

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うつし世に 己(シ)が魂ふると のべまつる 畏き神の ものがたりかな
天杖記鎮魂歌 三首 ソノ一

天杖記については新学社のサイトから引用します。
昭和十八年秋から翌早春にかけて草された「天杖記」は、
上梓を予定して校正作業に一年を費やしたものの、
公刊の機を失って戦後永らくの間、著者の許に蔵されていた作である。
多摩に御狩りした明治天皇の行蹟と供奉し奉迎する人たちとの
おおらかな交歓を「古代絵巻」さながらの物語として再現した類例のない文章である。

学生時代に学校の近くに聖蹟桜ヶ丘という変わった名前の駅がありました。
そのいわれについても全く知らぬまま4年間を過ごしてしまったのですが
天杖記を読んで、その舞台であったことを後に知ったのです。
私はこれを読んで人間のひとつの素直な生き方のようなものを感じました。
人それぞれいろんなことをこの文章から感じると思いますが
先に紹介した家島の人達が今も棟方志功のその木版画と
保田師の歌を大切にしているように
時には人の交わりに崇高なものがあるということだと思います。
まさに畏き神になる瞬間だと思います。
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by tatakibori | 2007-10-21 20:26 | 仕事 | Comments(0)
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