身うちの谷

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うつそみを こゝろにたもつ しばらくは 身うちの谷に しづむわが魂
うつそみ : 現身、うつせみの古形

「うつそみ」「こゝろ」、「身うち」「わが魂」
それぞれの関係はよく分かりませんが
生命の実感を得た瞬間なのでしょうか。
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by tatakibori | 2007-10-25 20:15 | 仕事 | Comments(4)
Commented by しんかい at 2007-10-25 21:26 x
> しばらくは 身うちの谷に しづむわが魂

家庭人として振舞わなければならない状況だったのでしょうか

> うつそみを こゝろにたもつ

ふと自分が自分じゃないような気がして、でも”自分らしさ”を忘れちゃいないぞ!と。。。

そんなふうに読みました(笑)
私が書くと、どうもガキっぽいですね。すみません~(^_^;)
Commented by tatakibori at 2007-10-26 06:37
しんかいさん
じつは、この歌は連作になっていて
身のそこの 谷のまほろに しづむなべ 安らひすがし 魂もわが身も
という歌が続きます。
二つを通してみて意味がやや分かるようになっています。
Commented by しんかい at 2007-10-26 11:50 x
お、”身うちの谷”の解釈がまったくの見当外れでしたね(;^_^A)

「しづむなべ」「安らひすがし」って言葉、難しいです。
自分の教養のなさが身に沁みますです、はい・・・(-_-;)

なんとなく、現実逃避的な歌に感じますね。私は
Commented by tatakibori at 2007-10-26 13:04
現身(うつそみ)という言葉そのものが空蝉と同じですから
今生がはかないかりそめのものであるような印象ですが、
この場合はこの言葉本来の意味で今生きている現世ということです。

保田師は手塚治虫の火の鳥にも通じる永遠の生命感のようです。
そういう歌が他にもたくさんあります。
これはその永遠の命を感じた瞬間のようです。
これに似た鎮魂歌がありますのでそれももうじき彫ります。
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