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社会に無関心な日本の高校生

小僧の話によると・・
長く日本に住んでいる欧州出身の女性が、
「日本の高校生は国際的に見て社会に対する関心がない。」
と講演したそうです。
特に津山高校の生徒は良くないという話でした。
そもそもの事の発端はアフリカから来た高校生のグループとの
交流の場で津山の子供達は趣味は何かとかいうような
つまらない話しか出来なかったからです。
彼女がもっと言いたいのは日本人そのものが
社会に無関心というか世間話しか出来なくて
確固たる自分の意見を持っていない、という事だと思います。
我々は東アジアにおいても隣国の人々に比べて
国際社会に対する意見を言わないのが特徴です。
これはもともとの民族性と敗戦国という立場で
よけいな事は言わないという意味もあると思います。
それぞれの個人においては他人にどうこう言わなくても
人間の良心としての信念があるのはあたり前です。

ポピュラーミュージックの人達も外国のような
過激な思想を表すことはありませんね。
戦前には今ほどの事はなくて、
日本で最初のレコード歌手として知られる川上音二郎も
自由民権運動の活動家でオッペケペー節は社会風刺に満ちた歌です。
やはり敗戦という大きな負の遺産はまだ残っているのです。
欧州流の社会正義を唱えるグリンピースなどがいかにお粗末な
存在かは誰もが知っています。今の日本人は寡黙です。





ほんとうは、彼女のそういう「日本人はこれだからダメだ。」という話は
以前から知っています。
彼女は大きな誤解をしています。彼女が日本人と思っているのは、
じつは彼女の主人とその家族であって普通の日本人では無いのです。
もっと普通の日本人を知って欲しいものです。
by tatakibori | 2008-07-21 20:49 | 日々の生活
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