希少な材木

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rare(レア)という言葉をよく耳にしますが「希少」という意味ですね。
木は大きく成長するのに100年以上かかります。
屋久杉などは数百年から千年以上のモノもあり、縄文杉などは7千年と言われています。
鉱物や金属、石油などと違って生物ですから長く待てばまた生まれてくるものです。
そこまで人間の命が続かないのが問題ですが・・・。
その点、食物やお酒、衣料品などは一年から数年待てばまた収穫できるような
ものばかりで、希少と言っても需要と供給の問題だけです。

今、彫っているツゲは中国雲南省産で樹齢は数十年ですが
特異な雲南省の気候でなければこんなに大きくなりません。
ずいぶん以前に手に入れたのですが、すでに禁輸出の品です。
そもそも彼の地にもそれほど豊富にあるものでないのです。
安定供給の術のない材木は「レア」そのものです。
直径の大きな物はもしもの場合に備えてとっておこうと思っています。
彫る時はその道具受けの感触を楽しみながら、ゆっくり彫るのです。
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by tatakibori | 2008-09-03 20:12 | 仕事 | Comments(0)
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