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変っていく価値観

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(木版画の下絵です)

昨日、サブカルチャー系の本を引っ張り出したり、ネットで読みましたが
じつはすごい違和感です。
70~80年代にも変な奴らだと思ってましたが、それでもそれなりの視点と
知識の深さなど一目置いていたのです。しかし、時代が変ってとても奇妙に思えました。
簡単に言うと、どうも外国が偉くて日本は遅れていると考えているようです。
たぶん彼らの考えは70年代のアメリカのリベラルな価値観に基づいているようです。
現代の日本の大多数の若者には通用しないでしょうね。
昔は外国の事情に詳しければそれだけで通用したのですね。
今ではそれは普通の事です。
そう言えば、舶来偏重の価値観は今でも根強く残っています。
日本の気候風土に合わない物でもありがたく大切にする人もあります。
「そう言えば」と思うくらい価値観は変っています。
日本人は自信を持ってきたのです。

昨日に書こうとした消費文化についてあえて書くなら・・
「(欧米の)ぎっしりと詰め込まれた価値ある文化で作られたモノが
(アジア人によって)その価値をそぎ落とされ抜け殻のような
形だけを真似した、似て非なるモノにしてしまった・・・
そうやって安いだけのお粗末なもので良しとするようになっている。」
・・こんな表現を見つけました。
すでに安いモノの中からも優れた商品がどんどん出てきています。
豊かさの民主化はたいへんな勢いです。その民主化が受け入れられない
人たちは、もはや取り残された人達です。

気がつかない間に価値観は大きく変っていた事をあらためて知りました。

オタクと言って馬鹿にされていたような新しい日本的文化が認められて
あたり前のようになってきた事がその象徴かもしれません。
by tatakibori | 2008-10-15 21:00 | 日々の生活
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