カテゴリ:写真( 79 )

カッコいいカメラ

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公の場で写真を撮る行為そのものが犯罪になってしまうご時勢です。
様々なトラブルの原因になってしまいます。
個人情報とかプライバシーの問題もあるでしょうが、
意外に多いのが写真を撮る行為そのものが
目立つ事で第三者を威圧したり、不快にさせるという場合があります。

昔から言われますが、
クルマの運転とセックスが下手と言われるのは
男にとって最悪の侮辱であります。
後者はたいへん主観的かつプライベートな事ですから
除外して考えたいですが、クルマの運転が下手なのは
男にとっては重要な問題です。
同乗しなければ分からないですから、多くの場合は
どんなクルマに乗っているかで判断される部分があります。
とりあえず、スポーツカーに乗っていれば
まさか運転が下手には見えないですから安心です。
BMWとかメルセデスなんかも説得力のある
男のプライドなのかもしれません。
マニアックにちょっと古いイタリア、フランス車は
自動車に対するこだわりが感じられ好感度が高いようです。
基本形は自動車に対する愛情のようなものを
アピールする事ですから国産コンパクトや軽自動車でも
いつもきれいにして同乗者に優しい運転をする事が
社会的信用にもつながるようです。

写真を撮る行為はこの2つに近いものがあるようです。
一般的な趣味としてはそれほど高価なものでは
ありませんが、デジタル一眼の上級機を持って
人の集まる場所で写真を撮るのは個性を強く
アピールする行為そのものになってしまうようです。
上の写真は私の常用のカメラです。
ニコンのD70s(2005の入門機)、D200(2005の中級機)と
D700(2008のフルサイズ機)とデジタル機器にしては
たいへん古いものばかりです。
新品を買ってたいせつに使ってきました。
すでに同じ機種を見かける事も少なくなっています。
自分では国産普及クラスのボロボロのカメラを
だましだまし使っているわけなので、
カッコつけてやっているより、
傍目にはややドン臭いオッサンが頑張っている
ように見えると思っているのです。
そのあたりは見苦しいでしょうが、
見下して下さって結構ですから
見逃してやって下さい・・と思っているのです。
良い写真を撮る実際はそんなものなんです。
けっして他人を威圧するような行為ではないのです。
クルマで言えば11年落ちの社畜専用サクシードです。
決してメルセデスなんかではございません。
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by tatakibori | 2014-09-14 13:24 | 写真 | Comments(0)

作品撮影

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作品撮影の見直しをしました。
現状で所有する機材の組み合わせの中で
最も叩き彫に適したセットです。
カメラはFX機(所謂35mmフルサイズ)のNikon D700で、
レンズはMFのAi Nikkor 50mm1.8sです。
ライブビューで細かくピントを合わせるのが基本で、
MFレンズが操作性において有利です。
画質の良いとされる50mm単焦点はいくつかありますが、
開放でハレーションが少ないのとシャープで
ボケが濁らないのがAi-s50mm1.8のメリットです。
新型カメラはどんどん出て、D610やD810など
気になるカメラはありますが、三脚で固定して
ブースで撮影する場合に決定的な差が
あるように思えないので新機の導入は
先送りする事にしました。
レンズはカールツアイスの新型55mmがとても
気になります。
チャンスがあれば使ってみたいと思いますが、
それに見合うだけの仕事をしなければなりません。
その点が一番難しい問題です。

写真を撮るのは作品制作の楽しみのひとつになっています。
新しい作品を彫って、写真を撮るという一連の作業に
充実を感じるからです。
絵画に比べると彫刻は写真の楽しみがあります。
照明で表情を変えて、デリケートに角度を調整して
シャッターを押すのは奥の深い仕事です。
100年ほど前の絵画から立体の人形を作った方がありました。
その人形の写真集があります。
これは2次元→3次元→2次元という3者のステップを経た
表現になるのですが、原作を超えた面白さを感じさせます。
写真もまだまだ楽しめます。
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by tatakibori | 2014-06-29 19:46 | 写真 | Comments(0)

撮影ブース

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作品撮影用のブースを作りました。
プラダンを使いました。90x180cmが3枚です。
市販の安価なブースは一辺が50cmくらいですから
作品の撮影には小さすぎます。
プラダンを張り合わせたらもっと大きなものも簡単に出来上がります。
照明が飛躍的に楽になります。
光の脚色の無い自然な出来上がりには驚くほどです。
背景が白いから色調整も楽です。
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こんな感じに仕上がります。
この部屋は明るいのでライトは使いません。
窓の外はこんな絶景です。
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費用は
プラダン一枚198円が3枚と荷造り用透明テープが78円
下に敷いたシナ合板が1290円でした。
他には障子紙を使っています。
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by tatakibori | 2012-10-20 09:16 | 写真 | Comments(17)

冷めてしまった

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カメラに関しては物欲がすっかり冷めてしいました。
昨年11月に発売直後の新型ニコン35mm1.4を少し体験したのが原因です。
ネットでインプレッションと作例を調べて、どのレンズが割安で面白いか探すのが
デジタル一眼の大きな楽しみでした。
一つの結論としてやっとの思いで手に入れた24-70mm2.8がむなしくなってしまいました。
レンズにもブランドがあって、所有する満足感とか手にとって楽しむとか
様々な趣味としての世界があると思っていたのです。

しかし、35mm1.4はそういう価値観とは違う世界でした。
日本は技術立国であり、たゆまぬ努力の上に成り立っているのだと
このレンズは強く語りかけてきます。
たった6枚の写真を撮っただけですが、あれからレンズを探す楽しみはなくなってしまったのです。
しかも、それからはニコンの新しいレンズは発売されていません。
ニコンも主力工場が福島県にあるようなので新製品の発表が少しずれるでしょう。

知らないほうが良い世界もあります。
でも知らないほうが幸せ・・・とは思えない日本が世界に誇れる技術なのです。

東北が止まれば日本が止まり、そして世界が止まる。
写真を撮りながらそんな事を思いました。
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by tatakibori | 2011-04-11 21:54 | 写真 | Comments(0)

器を撮る

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福西雅之氏のコーヒーカップとソーサー
器の作者でないから、私が撮ると写真としての画になっているかもしれません。
(器が主役でなくて写真である事が主体になっているという意味)
とにかく、一眼デジカメで撮るとボケ味が出て柔らかい印象になります。

手作りの器なら何でも売れた良い時代がありました。
不況の波は陶芸家へも厳しく当たっています。
福西さんの作品は手堅く売れる器です。
私なりに解説すると、基本がしっかりしている作品である事が重要です。
民芸の作家の多くは日本茶を飲む湯飲みに取っ手を付けて
コーヒーカップを作るようです。
よく見て下さい、西洋の器にはコーヒーを楽しむ歴史が見えませんか。
これは、それを知っている作品です。
手描きの染付けは職人芸としても味わいと楽しみが深いと思います。
押し付けがましさのない積み重ねた熟練があります。
手作りの味が強い陶器は実用性に欠ける場合もあります。
そのあたりが売れる、売れないの理由になると思います。
生業としての芸術をどうやって立てていくか、ネット上でも多くの議論があるようです。
私は生計を立てる事が目的ならば他の仕事と同じように
ひたむきな努力こそが最も重要だと思います。
一時的に注目を浴びても長続きしなければ生活の糧にはなりません。
私は長くこの業界に生きてきましたから多くの人が現れて、
そして消えていくのも見てきました。
未来を拓くには過去を知るべきですが、作品や業績よりも
その作家の生きてきた歴史も学ぶ必要があるようです。
この不況を乗り切るには高度なモノ作りの技術が求められています。
芸術家も同じような部分があるというのが私の考えです。
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by tatakibori | 2010-12-05 21:25 | 写真 | Comments(4)

デジタル一眼入門

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デジタル一眼が欲しいという相談を受けました。
コンパクトデジカメは上級機を持っていて、
写真の経験も腕も充分なものを持っている人です。
単純に考えれば・・・コンパクト上級機より確実に高性能で
35mmフィルムサイズの画像素子を持つカメラと
高性能ズームレンズを揃えると数十万円になってしまいます。
それに三脚とパソコンのモニター、現像ソフトなど加えると
簡単にボーナスが飛んでしまいます。

一眼の持ち味はボケが出せる明るいレンズが使える事や
ワイドレンズを使う画角の広い画を作る事だと思います。
そういう意味では画像素子の大きなフルサイズ機がまず候補に上がります。
キャノンEOS 5Dの中古ボディ(8万円~)に
タムロン28-75mm2.8 (A09)(約3万円)が
一番安上がりのようです。

一眼の場合にはフィルム時代のレンズを持っているなら
それを使うのも一つの方法です。
もちろんその場合にはフィルム時代のカメラと
同じメーカーのボディを買います。
ニコンの古いFとかF3などオートフォーカス以前のカメラを
持っている人は多くありますがレンズを使う人はほとんどありません。
ニコンはMFの古いレンズがデジタルに使えます。
50mm1.4の標準レンズをお持ちの方は多いようです。
これを使えばじっくり撮る方法でボケを楽しむ事ができます。
スナップの時やボケが必要ない写真には
コンパクトカメラを使えば良いのですから
用途を絞って一眼を使うのです。
ニコンFの時代のニッコール・オートのレンズは
さすがにデジタルには取り付けられませんが
例外があります。
D70には改造無しで最も古いレンズが取り付け可能なのです。
D70なら1万円台から、背面モニターの少し大きなD70sなら
2万円から手に入るようです。
露出の操作も全く手動になるのでそれなりのスキルが必要ですが
Fをお持ちの方なら問題はないと思います。

上の写真はD70sにNikkor-S Auto 50mm1.4を取り付けたものです。
このような方法もマニアックで渋い雰囲気を持っています。
写真の楽しみは幅が広く、奥も深いのです。
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by tatakibori | 2010-12-03 19:18 | 写真 | Comments(4)

国産がダメなもの


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保険が満期になったのを記念してカメラの三脚を買いました。
予算が足りなくて国産になりましたが、
この分野ではフランスメーカーの物が圧倒的な信頼があるそうです。
写真に関しては分野ごとに優秀なメーカーがそれぞれあります。
では、実際にプロは何を使っているかというと人それぞれのようです。
デジタル一眼はキャノンが多いように見えます。
これは信頼性もありますが、とにかく安いと言うのから始まったそうです。
ニコンが世界にブレークした時も、戦場に持って行っても惜しくないというのが
始まりですからそんなものだと思います。

プロの世界で圧倒的に海外メーカーが強いのは、なんと言ってもチェンソーです。
この分野ではドイツのスチールとスウェーデンのハクスバーナが信頼されています。
国産の入る余地はほとんどありません。
話は三脚の比ではないのです。
実際に使っているプロの人に聞いてみると、ドイツ、スウェーデンと言っても
パーツは中国製などが多くて昔のようなブランドの信頼は無いから
値段が高すぎるのが負担になってくるそうです。

世界の国々のタクシーを考えて下さい。
いくらメルセデスが丈夫と言っても、日本でも米国でも国産車がタクシーです。
中国では20数年前のフォルクスワーゲン・サンタナがタクシーです。
修理や部品の調達などに関して蓄積があるからなのでしょう。
東南アジアでは日本車が多いですが、
ハイエースがどこの国でもたくさん走っているように見えます。
いずれにしても大量生産の機械と言えども作る人達の苦労がしのばれます。

やや信頼に欠けるかもしれない国産三脚(ほんとうはタイ製)と
下町の工場で手作りの雲台ですができるだけ大事に使いたいと思っています。
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by tatakibori | 2010-05-15 21:07 | 写真 | Comments(6)

立体画像

目は2つあってその見える差を感じて立体を認識しているそうです。
3D映画が話題になっています。
専用の眼鏡をかけてスクリーンの一つの画の中にズレのある隠れた2つの画像を見て立体を感じるのだと思います。
錯覚を利用して立体を感じるのですね。

片方の目しか見えない人は立体の認識が普通の人とちょっと違うと思います。
片目を閉じてクルマを運転してみると、最初は距離感がつかみにくいですが
すぐに慣れてきて慎重にやればなんとかなりそうに思えます。

それならば、
例えばこの写真を先ず両目で見て下さい。
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そして見慣れた部屋の中を見て下さい。
片方の目を覆って下さい。
利き目だけで部屋の中をしばらく見ます。
そのまま片目でもう一度モニターの中の写真を見ます。
そうすればやや写真が立体的に見えるような気がしませんか?
両目で見るより少しだけ立体的にみえるような気が・・・(笑
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by tatakibori | 2010-01-23 20:25 | 写真 | Comments(2)

今度は500GBのHDD

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外付けの320GBハードディスクがいっぱいになりました。
買う度に安くなるハードディスクですでが、今度は500GBにしておきます。
ニコンD700のRAWデータは一枚10~13MB以上です。
計算上は4万枚ほど記録できます。
おそらく1年半はこれで保存できるはずです。
ほとんどの写真はわざわざRAWデータで残すほどのものではありません。
500KB程度のJPEGデータに圧縮して残せばハードディスクも一生ものに格上げされます。
作品の記録にはプリントも残そうと思っています。
でもせっかくのRAWデータを消去するのは勇気が要ります。
迷っても結局は捨てられないのですね。
形の無いデータの写真ならまだ良いのですが
色々なコレクションともなると膨大なスペースを要します。
集めた当人が元気なうちは良いのですが、それが子や孫の代に伝わると
捨てるに捨てられず、どこかに寄付しようとなる場合もあります。
親からたいへんな値打ちある美術品だと聞いていますから
寄付すれば喜んでもらえると思うのも分かります。
ところが実際には、自治体などが美術品の寄付を受けると
それを管理したり、展示するためのお金が多く必要になります。
新聞には、〇〇法人の理事長〇〇氏より立派な美術品が市に寄贈されたと
名誉あるニュースとして掲載されます。
その実、裏ではその個人の名誉のために多くの税金が無駄に使われる場合もあると言う事です。
お墓を大切に何百年も残していけばそのうち狭い国土はお墓で埋め尽くされてしまうと聞いた事があります。
ほんとうに残すべき物かどうか判断しなければなりません。
なんでもかんでも世界遺産に申請するような今の風潮も少し疑問です。
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by tatakibori | 2009-11-24 21:28 | 写真 | Comments(0)

印刷原稿

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写真集を作ったり、ポスターに拡大するなど
高画質なものを求められる場合以外は
デジタルカメラで簡単に撮って加工すれば
立派な原稿になると思います。
小さな木版画ならばスキャナーで読んで
も素材として充分ですね。
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データを渡せばプロならば自由に加工して印刷原稿など
簡単でしょう。
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by tatakibori | 2009-07-23 21:05 | 写真 | Comments(0)