<   2007年 09月 ( 31 )   > この月の画像一覧

年々歳旦詠

d0006260_20473369.jpg

遠つ祖 継ぎこしならひに 元旦の かまどの火を吹く 夜のさかりに
(右、年始神火ヲ継グハ家ノ当主ノ代々ノ任務也)
もはや家という概念が崩壊しつつある時代ならばこそ
このような歌を後の世に残すべきです。
保田師は民俗学のような話が大好きで、若い私や兄を相手にでも
美作ではこういう事はどうなんだ?と熱心に話しておられました。

この歌には「の」が3回、「に」と「か」が2回出てきます。
それぞれを少し変えるのが美しい文字を書くコツです。
保田師の作は万葉集と違って最初からかな混じりで
作られていますから、その文字の並びなども考慮されているようです。
筆を持って書くとそれがよくわかります。
父を相手にそのようなお話もされていました。
だから保田師の文字はフォントのためにデザインされたものとは
全く違います。一つの文字を取り出してもそれだけで美しいわけでは
ありません。勘違いしてはいけないのです。
[PR]
by tatakibori | 2007-09-29 21:01 | 仕事 | Comments(0)

羈旅ノ歌

d0006260_2181069.jpg

草まくら たびの日數は からごろも 着慣れに沈く ころともなりぬ
木丹木母集に24首の旅の歌がありますが
戦争で半島から大陸を旅した時の作です。
厳しい状況のなかで詠まれたのですが
それでもおおらかな世界に終始しているのが
保田師の人柄でしょう。

「からごろも」とはどんな服なのでしょう。
今ならパタゴニアの防水透湿でストレッチ素材のジャケットでしょうね。
足元には街歩きもできる軽めのトレッキングシューズ。
・・・ここまで書いて思い出しました。
ミャンマーでカメラマンが亡くなりましたね。
今の世にも戦地に向かう旅人もありました。
ご冥福をお祈りします。
[PR]
by tatakibori | 2007-09-28 21:25 | 仕事 | Comments(0)

闘争心

テレビでは連日、大相撲の若い力士が死んだ話をしています。
どうも慣習的にこういう「かわいがり」があったのは事実のようです。
もともと体が大きくて力が強い若者は気は優しいのが当然でしょう。
それを闘争心がある強い力士に育てるにはイジメ抜いて鍛えるのが
手っとり早いのです。
まるで戦争中の軍隊で行われていたようなしつこいイジメ教育です。
父の世代では、旧制中学の時には軍人が配備されていたし、
部活はグライダー部と臨戦態勢そのものの教育を受けたのです。
全員がそうとは言いませんが、今になってその協調性のない
攻撃的な部分がボケとともに強くなり、まわりの人間が苦労している
場合が多いようです。
ボクシングの亀田一家の教育も似たようなところがあります。
オリンピックでの北朝鮮の選手の活躍をみると、同じような教育を
受けているのかと想像してしまいます。まあ、軍事国家には違いないから
そういう事なんでしょう。

そんな話をしていたら、小僧が学校であった話を始めました。
柔道の時間のことです。試合形式だったのですが、だいたい
体重別に相手を決めて団体戦をしたのです。
そこまで全部引き分けで小僧の出番、大将戦になったのです。
小僧の相手は闘争心が強く絶対に負けない作戦に出たそうです。
昔、オリンピックでよくあった外国人選手と日本選手の対戦の
パターンで腰を引いて逃げの体制です。
しょうがないので引っ張りまわしていたら相手はヘロヘロになり、
帯が解けて「止め」が入り、あと9秒になったそうです。
「始め」と同時に攻撃しなければなりません。
少し強引に投げをかけたら闘争心むき出しの抵抗をしたので
つい本気になって大きく投げてしまったそうです。
相手は無駄な抵抗が災いして全く受身の態勢がとれず
肩から落ちたのです。
その後、痛みがあり病院へ行ったそうです。
その生徒は小さい頃からスポ少で鍛えられて、闘争心が強く
負けず嫌いだったのです。
相手が小僧だからこそ負けたくなかったのが本心らしいです。
もちろんその子は野球部です。
そういう事が起こらないように学校にも注意をしてきましたが
あまり真剣には聞いていなかったようですね。

いまだに闘争心を育てる教育はどこでも行われている
という話です。
[PR]
by tatakibori | 2007-09-28 19:27 | その他 | Comments(2)

紫香樂宮址

d0006260_21103677.jpg

百年を 千年にかさねし とほき世も わら焼く 日ぐれは 今見るごとし
しがらきのみや=聖武天皇の離宮。甲賀宮。
米つくりの歴史はほんとうに長いと思います。
千年以上毎年同じように作り続けている田も多くあります。
それでも今年も同じようにおいしいお米を収穫できるというのは
すばらしい事です。
津山にも古墳があるくらいですから千年以上の米つくりの歴史があります。
稲刈りの終わった田に入って深呼吸すると
千年前の空気があるように思えます。
[PR]
by tatakibori | 2007-09-27 21:32 | 仕事 | Comments(13)

デニムジャケット

じつはデニムジャケットが大好きなのですが最近はほとんど着ることもなくなりました。
オールマン・ブラザーズ・バンドのレコードジャケットを見ていたら
むしょうに着てみたくなって出してきました。
フィルモア・ライブじゃなくてブラザーズ・アンド・シスターズを開いた中にある写真です。
d0006260_20235071.jpg

これですよ、いい雰囲気ですね。
私が着てもこういう風にはなりませんね。
d0006260_20131161.jpg

セルフポートレイトです。(笑
それでも慣れることが大切です。この秋はしつこく着るよう努力しましょう。
[PR]
by tatakibori | 2007-09-26 20:28 | 日々の生活 | Comments(10)

ビッグバンド

d0006260_5593869.jpg

ビッグバンドフェスティバルに行ってきました。
オーディオもたまには生音のビッグバンドを聴いて
耳の「ホワイトバランス」のキャリブレーションをしておきたかったのと、
ステージ写真の練習のためです。
D200に180mm2.8とD70sにタムロン28-75mm2.8の2台を持っていきました。

アマチュアバンドと言えどもベテランの揃う県内の伝統あるバンドばかりで
演奏のレベルは高いのです。
狭い部屋のオーディオで歪だらけの大音量で聴いていては
ほんとうの音は分からなくなってきます。
気分良く耳がリフレッシュできました。
耳鳴りも少し小さくなったようです。

ステージの写真ではD200がコントラストが抑え目で使いやすく
良い仕上がりになります。
D70sではハイライトがとんでしまい粗い感じの写りです。
今までこれほどの差を感じた事はなかったので
厳しい条件だったのでしょう。
ISO400で絞り優先オート、マルチパターン測光です。
D70sのみ露出を-0.3にして撮りました。
AFのスピードが要求されないこういう状況では
Ai AF 180mm2.8sでも充分に役立つ事もわかりました。
このレンズはほんとうに高性能です。

一眼のカメラマンは年配の方が2人いました。
一人はキャノンでEOS Kissの何かに白い望遠ズーム、
もう一人は三脚に固定でD200に70-200mmとD70に18-70mm(?)のようでした。
一人は公式カメラマンですからもう一人はたぶん報道関係、
普通のアマチュアカメラマンは来てなかったようです。
[PR]
by tatakibori | 2007-09-25 06:48 | 音楽 | Comments(2)

北米大陸先住民の彫刻

d0006260_2045109.jpg

これはネイティブ・アメリカンの石の彫刻です。
オクラホマあたりの観光土産なのか、れっきとしたアートなのかは不明です。
d0006260_20464013.jpg

これはカナダ大使館のサイトから画像を拾ってきた、イヌイットの石の彫刻です。
イヌイットは版画も有名です。
版画用紙は日本の和紙を使うそうですから
たぶん私が使っている越前版画用紙に近いものでしょう。
d0006260_20504497.jpg

これも拾ってきた画像です。
どれも、おそろしくシンプルな作風です。
味を出すとか、計算されたバランスのリズムとか全くありません。
素のままの純粋な感性ですね。

一番上の彫刻をプレゼントしてくれたアメリカ人(白人)は
私の彫刻と似た何かをこの中に感じたようです。
それはもう15年くらい前ですが、もう一度これを見て考えました。
こんなすっからかんの気持ちになる事も必要ですね。
[PR]
by tatakibori | 2007-09-23 21:01 | その他 | Comments(2)

家島祭

d0006260_17593198.jpg

遠世もの この浪のおと 水脈をひく まつりの船は 夢のつゞきに
右、家島祭日。と記されています。

もう一つ
とこ世もの とほ世のものか 家島の 祭りのあさの 波の音かな
(右、播磨沖)
という歌もあり、これは棟方志功の作品にあります。
家島の人々はこの作品をたいせつに思っているようです。

家島諸島は小豆島と淡路島の間で姫路の沖、十数kmに浮かびます。
大阪城築城の時にも使われた大きな石の産地です。
近年は関西空港などにも大量の石を使いました。
石があるという事もありますが海上輸送というのが便利で
まさに地の利を最大限に生かして、人々は豊かに暮らしています。
もちろん瀬戸内の魚も美味しく良い所だそうです。
島の祭りはどういうものか知りませんが、漁業に密接な関係もありそうです。

保田師は大和桜井の生まれですから海には馴染みはなく
島の祭りに新鮮な感動を覚えたことでしょう。



じつはこの作品は失敗してやり直しました。
d0006260_18164052.jpg

たまにはこういう事も起こります。
[PR]
by tatakibori | 2007-09-23 18:19 | 仕事 | Comments(0)

誤解しないで欲しい

この前の参議院選挙では民主党の候補に投票などしていません。
岡山選挙区は選挙後話題になったようですが
片山虎之助といういかめしい名前の自民党候補が
Hという民主党の女性候補に破れました。
私はハッキリ言って嫌いですが、しかたがないので片山に投票しました。
自民党を離れた広島・庄原の亀井氏や津山の平沼氏と違って
片山氏はものの言い方が横柄で人情味が感じられません。
平沼氏など顔も男前ですが、実際はテレビで見るよりずっと誠実そうな人です。
負けたのは片山氏の人徳のなさに尽きるでしょう。
このH女史、経歴を見ると私より2つ若く、
県内でもトップの進学校から地元国立大の2部へ進んでいます。
苦学したのなら何とも言えませんが偏差値的にはS高校からO大2部なら
高校の成績はビリクラスと言われてもしかたのないところです。

聞いた話ですが姓が魅力的だから今の主人と結婚したそうです。
私の知人にもビューティフルでヤングな姓の女性がいますが、
結婚してこの姓になった事がうれしそうです。
女心は分かりませんね。

片山さん、今の政局不安はあんたの責任でもありますよ。
景気が良くなる要因はほとんどないですね。
[PR]
by tatakibori | 2007-09-22 20:01 | 愚痴 | Comments(1)

続:amcron MA-3600VZ

アムクロン・マクロテックを入れてから
印象が良かったレコードを並べてみました。
d0006260_212513.jpg

先ずジャクソン・ブラウンの初期のレコードは全部良くなりました。
今までは何かが壊れているような寝ボケた音でしたが生き返りました。
大好きなジャクソン・ブラウンですから、これだけでも価値があるというものです。
これと同じ変化のレコードは数多くあります。

ドナルド・フェイゲンはうるさい印象が消えてずいぶん聴きやすくなりました。
歪が大幅に減った効果があらわれているのでしょう。
たぶん彼が意図した音空間は今の音に近いと思います。

リッキー・リー・ジョーンズはスケールの大きなサウンドが広がります。

マクロテック導入後のエリック・ドルフィーですが
正直なところ、以前のアンプならきっとこのような感動はなかったと思います。

荒々しいゴリゴリとした音が柔らかくなったのでややつまらなくなったレコードもありますが
それはわずかな数です。

レコードを整理して気がつきましたが
私はジャズはそれほど好きでもないと常々言っているのですが
じつは、レコードの数はジャズが多いのです。
ジャズが約200枚弱、ロック系が100枚弱
クラシックが100枚弱ほどでした。
CDはロックが多いようです。
これは自分でも驚きでした。(笑
[PR]
by tatakibori | 2007-09-21 21:17 | オーディオ | Comments(0)