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同人誌「昧爽」2

昧爽17号・平成20年春号が届いています。
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今回から私の木版画のタイトルと、表紙の写真を提供しています。
今号は内容がどちらかというと学術的な文章が多くて
写真に添えた私の文章が馴染んでいないようです。(笑
写真はこの次も作州の名所を撮りたいと計画しています。
津山城址か院庄・作楽神社が候補です。

昧爽誌は20号で終刊が決まっています。
すでに大きな役目は終えているという事でしょう。
同人誌を続けるのは難しいし、
目的が続ける事そのものでないなら
終わりが来るのは当然ですが
これだけの人々の集まりがあるのは
何かの形で残して欲しいと
思う人も多いでしょう。
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by tatakibori | 2008-04-23 20:17 | 読書 | Comments(2)

人を育てる

私が学生の頃、ある場所で父とその知人達が
芸術家を育てるとは、どういう事か真剣に話ていました。
若かったし無知だったからどの話も、もっともな意見だと
傍から聞いていました。
でも、それは個人の才能の問題もあるから環境をどうこう言っても
しかたがないような気もしたのを覚えています。

それから30年の時間が過ぎて、私も人を育てる立場になってきました。
あの時の話を時々思い出しますが、
ずいぶん乱暴な考えの人たちだったように思えます。(笑

今、私は18歳(男子)ともう10ヶ月程一緒に暮らします。
受験勉強もたいへんですが、一番大切な時間です。
芸術家に育てようなどと押しつけがましい事は思っていませんが
芸術を理解する大人になって欲しいと強く願っています。
あらゆる芸術の中でもたいせつなのは文学だと思います。
人を思い遣るこころを持つには文学を深く理解するのが大切です。
人間としての基本であり最も難しい事だと思います。
人の話をよく聞いて、文章をよく読んでから自分の意見を
持たなければならないとも思います。
何かモノを作る仕事に就くにしてもそういう事が一番大切だと思っています。
簡単に言うと言葉をたいせつにするということです。
適当にネットから拾った事を書いてはいけないと厳しく言ってます。(笑
これからはますますそういう時代になるでしょう。

文学に比べたら木彫などは簡単です。
良いものと悪いものがハッキリしているからです。
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by tatakibori | 2008-04-23 13:50 | その他 | Comments(4)

成果ある仕事

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何かを頑張れば結果が表れるとは限らない。
こうやってたくさん彫っていれば楽しい作品がたくさん並んで
良い結果が得られているように見えます。
じつは、30年近くやってきた仕事の最大の努力はこれではないのです。
ここにある木彫は言わば余力のようなもの、
彫りクズを作り続けた結果として残ったものです。

大半のエネルギーは大きなマイナスをゼロにするために注ぎました。
そういうのは結果がゼロだから事情が分からなければ
何もしていないのと同じです。
世間からは何もせずに長い時間を過ごしてきたのと
同じに扱われる事もありうるのです。

何も私の場合が特殊な事情ではありません。
多くの仕事とはそんなものです。
無意味なくり返しや、人格を否定されるような辛い立場もあるのです。

結果を数字で求めず、
ダイナミックな、ベクトルとしての努力の継続こそが
重要であると思います。
・・それと、失敗は若いうちに多く体験した方が幸せです。



若者に向けてのメッセージでした。
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by tatakibori | 2008-04-21 08:41 | その他 | Comments(2)

リフォーム

今の一番の夢は家(工房)のリフォームです。

もともとが学校の校舎を移築したもので、それからもう28年も経ってしまいました。
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当時、父は大きな仕事の注文があって広い場所が欲しかったのです。
ですが、その仕事はキャンセルになり工事は予算がないままストップしてしまいました。
なかなか支払いが出来ないまま、未完成の部分を手作りし
生活できるようにするにはけっこうな苦労がありました。
将来は建替えるつもりだったのですが、4年前の台風で屋根が全部飛んで
葺き替えてしまったのでこのまま使い続けるしか方法がなくなりました。
この地区は下水道が設置されない事が決まっているので
浄化槽にしてトイレなど水周りのリフォームが先ず必要なのです。
あとは台風で水浸しになってシミだらけの部分の改修です。

この建物には設計士やデザイナーの意見を入れたりしないで
直接職人さんを雇って工事をしました。
そういう経験から言うと、設計士やデザイナーは絶対に必要です。
どんな小さな仕事でもプロの意見を入れるべきだと思います。
職人さん主体になると全体の予算やデザインを考えないで
些細な事に拘り凝った事になる場合が多いのです。
結果的に無駄に高くつく事になるような気がします。

よくあるオーディオ・マニアのパターンで「こだわり」の塊のようなシステムにすると
細かなパーツやケーブル、さらには部屋そのものの音響改善など
際限のない世界に陥る場合がありますが、家の場合もまさにそれです。
ようするにバランスや予算が大切なのです。

松江のお城を見てびっくりした事があります。
けっして贅沢に作ってはないのです。
材木を出来るだけ倹約してあるのには驚きました。

新しい病院や福祉施設なども贅沢に作ってあるようですが
厚生労働省の基準があってその範囲内での予算やスペースですから
贅沢なものではありません。
多くの設計士やデザイナーの知恵があればこその雰囲気なのです。

ほんとうのプロの仕事とはそんなものだと思います。
細かな事にこだわりすぎては全体像が見えなくなります。


我が家のリフォーム、理想を言えば自分で出来る部分は
自分で工事したいと思っています。
あんがい、これが一番の贅沢かもしれません。
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by tatakibori | 2008-04-11 08:11 | 日々の生活 | Comments(15)

ジャズ・ファンじゃなくてオーディオ・マニア

私の中にはこういう流れがあります。
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Now he sings,Now he sobs(1968)→Trio Music(1981)
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そしてなぜか、Sunday at the Village Vanguard (1961)ビル・エヴァンスへとつながります。
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ジャズは詳しくないから単純に出会った順番です。
チック・コリアの81年トリオ・ミュージックは68年のNow he sings・・の再結成ですが
どうしてもベースがスコット・ラファロのビル・エヴァンス・トリオを連想します。
これはきわめてオーディオマニア的な聴き方だと自分で思います。
とにかくベースの力強い音とピアノの宙を舞うような音のきらめきですね。
こういうのを気持ちよく聴くのがオーディオを楽しむ目的の一つです。
同じように思う方もきっと多いでしょう。
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by tatakibori | 2008-04-08 20:45 | 音楽 | Comments(4)

続々:レコードの音

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永遠のテーマ、レコードとCDの比較です。(笑
チック・コリア「ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス」については
今までの話とは少し事情が違います。
この2つは同じ音源とジャケットを使っていますが
内容はぜんぜん違うような気がします。
まず、1曲目が違います。
レコードは「ステップス_ワット・ワズ」というパッとしない曲で
私のこのCDはレコードの2曲目の「マトリックス」で始まり
チック・コリアらしいインパクトがあります。
このレコードの目玉はアルバムタイトルの「ナウ・ヒーシングス・・・」ですから
これがしょっぱなでも良いような気がします。
レコードは5曲ですがCDはボツ(?)の音源を足して13曲もあります。
音もCDの方が芯があって力強いような気がします。
アナログの方が絶対に良いと信じる向きもありますが
モノによってはCDが良かったり、さらにSACDが良いというのもあります。
同じCDでも、80年代の初期のCDが良いとか、90年代以降のデジタルリマスターが
良かったりとケース・バイ・ケースですね。
方式の差よりも音作りのエンジニアの考え方の差が大きいのでしょう。

久々に聴いてみると音も演奏もすばらしいレコードです。
ミロスラフ・ヴィトウスのベースがこんなにすごいとは気がつきませんでした。
ジャズの名盤なんでしょうが、どちらかと言うと私のようなジャズ門外漢向け
なのかもしれません。

レコードを持っているのにCDも買ってしまうのは少し贅沢ですね。(笑
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by tatakibori | 2008-04-06 22:06 | オーディオ | Comments(4)

輪廻転生

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もしも今の人生が前世の因果因縁ならば
私の前世はよっぽどの親不孝者だったに違いない・・・(笑
と思う今日の日です。

写真は両親が入院中の津山第一病院。
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by tatakibori | 2008-04-02 19:35 | 日々の生活 | Comments(4)