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ほんとうに美味しいもの

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写真は今流行りのチョコレート菓子です。
一個31円で105kカロリーもあります。
3個も食べれば簡単な食事の代わりになるそうです。
なかなか美味しいと評判です。
究極のコストパフォーマンスの食料品だと若者は言います。

若い世代はほんとうにおいしい物を食べた事がないから
コンビニの食品に何の違和感も感じないと言う人があります。
53歳のオヤジ(私の事)に言わせてもらえば、
人生で一番美味しかったのは幼い頃に食べた川のウナギです。
天然だから小さく、脂は少ないですが甘みが強く味が濃かったのです。
父が河原で遊ぶ子供たちに買い取るから捕って欲しいと声をかけて集め、
隣のおじさんがさばいて、七輪で母が焼く側で私が焼きたてを食べるのです。
タレはたぶんしょう油とミリンくらいで砂糖はほとんど入れません。
臭みがないから山椒も使いません。
昭和40年頃の河川改修工事でウナギは減り、食べられなくなりました。
大人になって鰻屋のものを食べて驚きました。
脂っぽくて、砂糖の甘みで、泥臭くてこれはウナギではないと思いました。

私は由緒正しい貧乏人の子孫ですから何所のレストランや料亭の何某が美味しい
という話は理解できない部分があります。
料理は素材ありきで料理人の腕で補えるようなものではないと思います。

「銀行に預金がたっぷりあって食べる茶漬け」が最高に美味いと言った人がいます。

昔、緒方拳が魯山人を演じたテレビドラマがありました。
その中で少年(直江喜一)が弟子入りします。
魯山人は尋ねました「お前は最近、何か美味いものを食べたか?」
少年は「生まれてこの方、美味いものなど食べたことはありません。」と答えました。
その少年のモデルになった人はある知人です。
美作の貧農に生まれた少年には「美味いもの」の意味さえ分からなかったのです。
ほんとうは少年は空気と水の美しい故郷で美味しいものだけを食べて育ったのかもしれません。
後に赤坂の高級料亭の料理長となった彼が作る料理が美味しかったかどうかは知りません。

ほんとうに美味しいものとは何だろうと思います。
純粋さと真心があればすべて美味しいはずです。
たぶん、私は美食にあまり興味がないのでしょう。
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by tatakibori | 2009-11-30 20:22 | 日々の生活 | Comments(4)

unfriend

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「unfriend」はこのたびNew Oxford American Dictionaryによって「2009 Word of the Year」に選ばれることとなったそうです。
これは日本の流行語大賞に相当します。
意味は「FacebookのようなSNSで誰かを"Friend"から外す」行為のことを指します。
日本で言うとmixiで「マイミクシィから外す」事に当たります。
流行るくらいだからよくある行為だと思われます。
人によっては重く感じる場合もありそうで、新たな社会の問題になるかもしれません。
マイミクが多い人には日常的な行為かもしれませんが、
少ない人を外すのは気を遣う場合もありそうです。
全く面識の無い人からのマイミクのお誘いもあるでしょうから
mixi内で疎遠になったきたら外すのも構わないとは思います。
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by tatakibori | 2009-11-29 17:35 | その他 | Comments(0)

個人美術館

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個人美術館(こじんびじゅつかん)とは、主にその土地所縁の美術家を顕彰する目的で設立された美術館をいう。
(ウキペディアより)

一般には大原美術館や足立美術館のような大きなものも含まれるようです。
公営で、その土地出身の偉大な人を顕彰するものも多くあります。
最近では個人のコレクションを展示したり、
無名の作家が自分の作品を自宅に展示するような小さな美術館が増えているようです。
「山田昭雲記念館は作らないのですか?」と尋ねられる事もあります。
我が家にそういうスペースを作っても番人を置くことができないから無理です。
聞いた話によると、美術商がある個人の作品を大量に売り込み
お金の余っている法人などが、縁があるとは考え難い美術館を作る事もあるようです。
そうやって出来た美術館も入場料を取るわけですが、採算が合うはずもありません。
本当の意味で後世に残すべき美術品を所蔵して長く維持管理ができるとはとても思えません。
子孫が迷惑するほどの必要以上に大きなお墓をたくさん作るようなものです。
父の作品はそっと静かに残しておきたいと思います。
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by tatakibori | 2009-11-25 21:12 | その他 | Comments(0)

今度は500GBのHDD

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外付けの320GBハードディスクがいっぱいになりました。
買う度に安くなるハードディスクですでが、今度は500GBにしておきます。
ニコンD700のRAWデータは一枚10~13MB以上です。
計算上は4万枚ほど記録できます。
おそらく1年半はこれで保存できるはずです。
ほとんどの写真はわざわざRAWデータで残すほどのものではありません。
500KB程度のJPEGデータに圧縮して残せばハードディスクも一生ものに格上げされます。
作品の記録にはプリントも残そうと思っています。
でもせっかくのRAWデータを消去するのは勇気が要ります。
迷っても結局は捨てられないのですね。
形の無いデータの写真ならまだ良いのですが
色々なコレクションともなると膨大なスペースを要します。
集めた当人が元気なうちは良いのですが、それが子や孫の代に伝わると
捨てるに捨てられず、どこかに寄付しようとなる場合もあります。
親からたいへんな値打ちある美術品だと聞いていますから
寄付すれば喜んでもらえると思うのも分かります。
ところが実際には、自治体などが美術品の寄付を受けると
それを管理したり、展示するためのお金が多く必要になります。
新聞には、〇〇法人の理事長〇〇氏より立派な美術品が市に寄贈されたと
名誉あるニュースとして掲載されます。
その実、裏ではその個人の名誉のために多くの税金が無駄に使われる場合もあると言う事です。
お墓を大切に何百年も残していけばそのうち狭い国土はお墓で埋め尽くされてしまうと聞いた事があります。
ほんとうに残すべき物かどうか判断しなければなりません。
なんでもかんでも世界遺産に申請するような今の風潮も少し疑問です。
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by tatakibori | 2009-11-24 21:28 | 写真 | Comments(0)

代々に受け継がれるもの

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今の日本は、まさに行き場のない閉塞感に苦しんでいるように思えます。
長い目で過去を振り返れば、明治維新以来からはじまった西洋文明崇拝の時代の終焉だと思います。
ドメスティックに長期の平和を維持した江戸時代は職人文化をベースに多くのものつくりが発展しました。
私達が気付かないほど、それを基本にした日本人の力が世界に広まっているようです。
江戸も幕末には、文化の停滞期がありました。
文化文政の頃の所謂、化政文化は芸術においてはスケールが小さくなったと考えられています。
ある意味で退廃の時代だったのです。
そしてその行き場の無いエネルギーが開国、明治維新へと時代を大きく変える原動力でもあったと考えられます。
時代の変革期とは何なのか、文化・芸術の面から考えるのも一つの方法です。

今を、かつての富裕層が消えてスポンサーを失い文化・芸術が停滞していると考えるか、
そうではなくて芸術の民主化により裾野が広がっていると考えるか議論のあるところです。
民族の持つ創作意欲のエネルギーの総和のようなものがあり、今それは行き場を失い
正しい方向へ進まず、押さえつけられたまま膨張しているのは確かだと思います。
押えようとしてもあふれ出てくるものが創造の力であり、
それは一人の人間の意志を超えて続いていくようです。
私達の一家がノミとツチを持ってからすでに百年以上経ったようですが、
私の意志とは全く関係なくそれは五代目へと受け継がれます。
歌舞伎だって十二代以上も継いできたのは儲かるだけじゃ出来ない話です。
連綿と続ける秘訣がどこかにあります。
変革期を乗り越えるための「平静を保つ力」が欲しいものです。
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by tatakibori | 2009-11-23 20:21 | その他 | Comments(0)

続・タバコ朝日

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現物が無いので写真をネットで探してきました。
1976年まで製造されていましたから
じつはギリギリ一杯で吸った事があります。
兄が何処かから調達してきて2人でふかしてみました。
ヤニ臭くてきついタバコでした。
フレーバーがほとんど無い素のタバコの葉の味に近いような気がしました。
フィルターが無くて紙を巻いた空洞の吸い口が付いていました。
それを2ヶ所90度ずらし、つぶして吸うのが正しい方法です。
もちろん保田師もそうしていました。
模型を作ってみました。
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これが実際の師の姿です。
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by tatakibori | 2009-11-19 19:55 | その他 | Comments(6)

朝日という煙草を知ってますか

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保田與重郎師はヘビースモーカーでした。
昔の文人だから結核や喘息がなければ当然の事でしょう。
背を丸め、フィルターでなくて吸い口の付いた朝日を美味そうにふかす
師の姿を思い出します。
「朝日」は明治からの伝統ある紙巻タバコで「敷島」「大和」「山桜」と並べると
本居宣長の「しき嶋のやまとこころを人とはば 朝日ににほふ山さくら花」の
歌に由来する事が分かります。
1976年に製造が終わりましたが門下の一人が大量に買い置きして
少しずつ届けていたと聞いています。
「私は健康法といふことは一切してゐない」と書いておられるようですが
晩年には「いのちの水」とそれに付随する「白い粉」を飲んでいたのは
知る人ぞ知る話です。
「いのちの水」は兵庫県のある所で作られていました。
保田師とは古い付き合いのある佐藤春夫の門人の子息が健康のために考え出したのです。
我が家にも同じ物が送られていたから知っていました。
薬と言うと法的に問題があったと思います。
食品とはほど遠いから健康食品とは言えず、サプリメントとも違います。
残念ながらその「いのちの水」を発案した家族や熱心に飲んでいた人々の
多くはガンで早世してしまったので効果のほどは疑問です。
知る限り一番早く他界したのは保田師で、最後に死んだのは私の兄です。

「いのちの水」は何だったのだろうと今でも思います。
そして死んでいった多くの人々と「いのちの水」に関係はあるのだろうかと・・。

保田師の文学と煙草に関係は無いし、肺ガンと「朝日」にも関係はありません。
私は人の運命ははじめから決まっていると信じます。
何かの不可抗力や因子で死期が変るとは思いません。

ただ、時々思う事が一つだけあります。
日の出と日没を拝むから
日没の前に起きて日が昇ってから床に就くという生活は
不健康だったかもしれません。



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今日はある歌誌にあったT先生の文章を読んで思い立ち、
私の知る事を書いてみました。
事情が分かる一部の方へ向けてのメッセージです。
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by tatakibori | 2009-11-18 20:09 | その他 | Comments(0)

ニュースから思うこと

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とても気になるニュースがあります。
陛下へのおじぎに批判=「大統領として不適切」-米メディアというものです。
米メディアは、大統領のおじぎについて「卑屈に見える」と語る識者の談話を紹介するとともに、
「米大統領が他国の元首におじぎする外交儀礼上のしきたりはない」と指摘。
保守派から批判が出ているそうです。

昭和天皇とマッカーサーの会見を思い出します。
両者、ギリギリの戦争の始末に向けてある意味で命を懸けたものだったのです。
マッカーサーには勝者のプライドがあったのですが、
賢い彼はそれは無意味なものとすぐに理解したそうです。

チベット問題の流れをみても不思議な一方的価値観がそこにあるように思えます。
中国の共産党政府が全部正しいとは思いませんが紛争を煽り立てることが
誰かの利益に繋がっているのではないかと思う事があります。
靖国神社の問題でもおかしな事があります。
A級戦犯はダメでB級、C級は良いと中国人は言います。
罪の重さでなくて種類の違いという意味はそこでは消えています。
どこで誰にそんな事を教えられたのでしょう。
南京事件も米国で出版された「レイプ・オブ・ナンキン」(著者はその後自殺した)
という本が大きな影響力を持っているようです。
チベットと中国、日本と近隣諸国が緊張状態で仲良く出来ないように
誰かが仕組んでいるのではないでしょうか。
ミャンマーの軍事政権が悪で某女史が正義かどうか私には分かりません。
某教組、某女史がノーベル平和賞を受賞したから正しいのでしょうか。
彼らの顔は日本人の美意識や価値観から言えば崇高で無欲な聖人には見えないと思います。
アジアに平和をもたらすのは米国の価値観ではなく当事国の努力にかかっているのではないでしょうか。
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by tatakibori | 2009-11-17 20:41 | その他 | Comments(0)

冬支度

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冷たい北風が吹くとタイヤ交換の時期です。
ナットにオイルスプレーを吹き、クロスレンチで軽く緩めておきます。
フロント・サスペンションアームに油圧ジャッキをかまして持ち上げてから
ナットを外して夏タイヤからスタッドレスに換えます。
ナットの締め付けトルクは長年の勘です。
後はリジット・サスなので同時に持ち上げます。
ジャッキアップポイントは間違えないようにします。
取り付けたら、家の周りをグルッと一周(1.5kmほど)して安全確認をしておきます。
2週間ほどして増し締めをしておけば完璧です。
外したタイヤにはFront Left、Rear Rightと位置を書いておきます。
左右を入れ替えると振動が発生する事があるからです。
ホイルキャップはキズをペンキでタッチアップしておきます。
もちろん空気圧の調整も忘れずにします。

来春の交換までにインパクトレンチを導入しようかと思っています。
ホームセンターで格安の品を見つけました。

長年の貧乏生活が染み付いてやっているのでなくて、
たいへん贅沢なひと時でもあります。
充足感に満ちているのです。
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by tatakibori | 2009-11-15 20:03 | 日々の生活 | Comments(0)

CO2の続き

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クルマ関係のサイトを見ると、フォルクスワーゲン・アウディは小排気量ターボ・エンジンに可能性を見出したようです。
そもそもガソリンエンジンは回転数につれて大きく効率が変化します。
昔から点火タイミングの可変、キャブレターの2段階構造がありました。
多段ギアボックスもその為に出来たものです。
可変バルブシステムも同じ目的、ターボチャージャーも同じです。
全てがガソリンの持つエネルギーを効率良く運動エネルギーとしてタイヤに伝えるためです。
これでもかと言うような凝ったメカニズムを持つ自動車を
よくも短期間で商品化し、安く提供できるのだろうと感心します。
魅力ある自動車のほとんどはドイツと日本製です。

ドイツは原子力発電を止めると宣言しています。
住宅のソーラー発電も進んでいるそうです。
日本は原子力発電は続けますが、その燃料は外国(核保有国)からの輸入です。
国産ウランの採掘はとっくに止めています。
品質が悪かったというのが理由です。

ドイツと日本には兵器や航空機の製造がほとんどありません。
核と兵器や航空機に関わる技術者が少ないとも言えます。
余った人たちが自動車を作っているのでしょうか。

昔話ですが両国は第2次世界大戦の敗戦国です。
戦争は60年以上も前の話になりましたが、いまだに尾を引く重い足枷があるようです。
そのおかげで私達は自国製の優秀な自動車やカメラを安く手に入れられて喜んでいるのですが
そんな呑気な場合じゃないようです。
制約があればあるほど頑張ってしまう日本人とドイツ人が
誰かにとって困った存在なのかもしれないのです。
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by tatakibori | 2009-11-11 21:11 | 日々の生活 | Comments(2)