<   2010年 12月 ( 7 )   > この月の画像一覧

パワースポット

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予想通り伊勢神宮の参拝者が過去最高だった昭和48年の
860万人を超えて史上最多になりました。
伊勢神宮は昨今のパワースポットブームで日本有数の聖地として
見直された事が参拝者増加の理由の一つと考えられています。
パワースポットとは古くからあった霊場や聖地に訪れると
力を得られるという考えです。
たしかに伊勢神宮の聖地としての存在感のようなものは
そういった感受性の強い人々には大きな力を与えるようです。
西行法師も「何事のおはしますかはしらねどもかたじけなさに涙こぼるる」と
伊勢神宮参拝の感動を詠んでいます。
特に信仰心が厚い人でなくてもそういう感性の強い人が多くあるようです。
人は何かの物に思いや願いを託したり、力や精神の安定を得る事ができます。
それはお守りであったり、身につけるアクセサリーや腕時計、数珠なども
パワーを与えてくれる物だと思います。
私は生まれ年の守り本尊を彫っていますがそれも同じような効果があるようです。
そういう効能を私が唱えているのではなくて、求める人たちがそういう願いを
守り本尊の仏さまにかけるからです。
パワースポットの神社でも鳥居や本殿を素通りして特定の場所にだけ
関心を向ける人もあるようですが、神さま、仏さまに接するには
それなりの作法があってはじめてその世界に触れる事が可能になります。
立ち振る舞いや礼儀の中にある心の平静を作る作用もあると思います。
「パワー」とは本来自分にあるものを引き出すのがそういう場所であり
お守りなどだと思います。
私が彫った仏さまや神さまが誰かの力になれるなら
それはありがたい事だと思います。
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by tatakibori | 2010-12-31 21:49 | その他 | Comments(0)

個人的レコード大賞2010

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大賞はジャクソン・ブラウンとデビッド・リンドレーの「LOVE IS STRAGE」です。
やっぱり一番好きなギタリストはリンドレーだと再確認させてくれたアルバムです。
もっとも、今年も古い音楽ばかりで新譜はほとんど買ってないのでたいした意味はないかもしれません。
ついでに今年買った新譜をあげてみます。
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キャロル・キングとジェイムス・テイラーのライブ
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チーフタンズとライ・クーダー
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ボブ・ディランのブート第9集
これくらいしかありません。
ボブ・ディランはデビュー前の1964年録音を発掘したものですから
新作ではないのです。
ほとんどが60~70年代からのミュージシャンばかりです。
実際には今年買って一番気に入ったのはリトル・フィートのライブで1981年発売のものです。
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これは音楽雑誌のローウェル・ジョージ特集を読んで買ってみました。
結局、新しいものにはほとんど興味がないのですね。
ここに上げたのはロックばかりになりましたが
ふだんはジャズを多く聴いたような気がします。
あいかわらずビル・エヴァンスとかチック・コリアなどです。
今年最後のCDは明日到着予定です。(笑
来年は定番ジャズのCDも手に入れようと思っています。
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by tatakibori | 2010-12-23 19:20 | 音楽 | Comments(0)

さいの神

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「お正月はどこに来るの?」と尋ねた孫に
神棚のお灯明ロウソクを点けて応えたという話があります。
お正月の神さまは「さいの神」とも言われます。
「さい」は歳、塞、斎などの文字が当てられます。
道祖神もさいの神でありお正月の神です。
私は「八百万の神」と題して多くの御神像を彫っていますが
さいの神を考えて彫っているものが多いのです。
さいの神は民俗信仰に近いので神道では大年神(おおとしのかみ)が
それに当たります。
お正月にはしめ縄を飾り、神棚に鏡餅をお供えして
年神さまをお迎えして晴れやかにお祝いしましょう。
神の存在には形はありませんが、我々の行いや
立ち振る舞いや言葉の中に神は宿ると思います。
一年中お正月のように晴れやかで落ち着きがなくなって
もう長い時間が経ちました。
若い人はお正月が「ハレ」であったのを知りません。
けじめをつければまた神さまのお正月に戻る事ができます。
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by tatakibori | 2010-12-17 19:40 | 日々の生活 | Comments(0)

かんながら(随神)の道

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前の記事でとりとめのない話を書いてしまったので
もう少し結論めいた事を書きたいと思います。

職業は本来、世襲が良いのではないかと常々思っています。
それは親と全く同じ職業を継いでいくだけではありません。
我々普通の民は米作りの百姓の子孫です。
米を作るのはまさに「かんながらの道」であり、
神にささげる美意識がそこにあるのです。
棚田などその象徴的なものです。
農村で創作活動をする多くのアーティストは意識しなくとも
米作りの美学がベースになっていると私は思います。
今でこそ機械化と農薬のおかげで過酷な労働から解放されましたが
稲を育てるのは厳しく辛い仕事でもありました。
それでも作業の一つ一つに神へ捧げる気持ちを忘れず
ひたむきに作業していたのが我々の先祖だったと思います。
先祖から受け継ぎ子孫へ伝える心がそこにあります。
個人的なレベルの話ではありません。
はらから(同胞)というか民族全体の集団としての話です。
その心を持つ創作は人を驚かすような事や、大きな金儲けはできませんが
家族がささやかに食べていく位は充分に恵みを与えてくれるはずです。

「原始の魂の息吹」とか「天衣無縫の・・」などというキャッチフレーズは
西洋の考え方のように思えます。
先祖も子孫も家もないような、荒野に立つ原人のような芸術は
私たち日本人には無理だし、そぐわないように思えます。
かんながらの道を感じる仕事でなければならないように思えるのです。
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by tatakibori | 2010-12-08 19:15 | その他 | Comments(0)

器を撮る

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福西雅之氏のコーヒーカップとソーサー
器の作者でないから、私が撮ると写真としての画になっているかもしれません。
(器が主役でなくて写真である事が主体になっているという意味)
とにかく、一眼デジカメで撮るとボケ味が出て柔らかい印象になります。

手作りの器なら何でも売れた良い時代がありました。
不況の波は陶芸家へも厳しく当たっています。
福西さんの作品は手堅く売れる器です。
私なりに解説すると、基本がしっかりしている作品である事が重要です。
民芸の作家の多くは日本茶を飲む湯飲みに取っ手を付けて
コーヒーカップを作るようです。
よく見て下さい、西洋の器にはコーヒーを楽しむ歴史が見えませんか。
これは、それを知っている作品です。
手描きの染付けは職人芸としても味わいと楽しみが深いと思います。
押し付けがましさのない積み重ねた熟練があります。
手作りの味が強い陶器は実用性に欠ける場合もあります。
そのあたりが売れる、売れないの理由になると思います。
生業としての芸術をどうやって立てていくか、ネット上でも多くの議論があるようです。
私は生計を立てる事が目的ならば他の仕事と同じように
ひたむきな努力こそが最も重要だと思います。
一時的に注目を浴びても長続きしなければ生活の糧にはなりません。
私は長くこの業界に生きてきましたから多くの人が現れて、
そして消えていくのも見てきました。
未来を拓くには過去を知るべきですが、作品や業績よりも
その作家の生きてきた歴史も学ぶ必要があるようです。
この不況を乗り切るには高度なモノ作りの技術が求められています。
芸術家も同じような部分があるというのが私の考えです。
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by tatakibori | 2010-12-05 21:25 | 写真 | Comments(4)

デジタル一眼入門

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デジタル一眼が欲しいという相談を受けました。
コンパクトデジカメは上級機を持っていて、
写真の経験も腕も充分なものを持っている人です。
単純に考えれば・・・コンパクト上級機より確実に高性能で
35mmフィルムサイズの画像素子を持つカメラと
高性能ズームレンズを揃えると数十万円になってしまいます。
それに三脚とパソコンのモニター、現像ソフトなど加えると
簡単にボーナスが飛んでしまいます。

一眼の持ち味はボケが出せる明るいレンズが使える事や
ワイドレンズを使う画角の広い画を作る事だと思います。
そういう意味では画像素子の大きなフルサイズ機がまず候補に上がります。
キャノンEOS 5Dの中古ボディ(8万円~)に
タムロン28-75mm2.8 (A09)(約3万円)が
一番安上がりのようです。

一眼の場合にはフィルム時代のレンズを持っているなら
それを使うのも一つの方法です。
もちろんその場合にはフィルム時代のカメラと
同じメーカーのボディを買います。
ニコンの古いFとかF3などオートフォーカス以前のカメラを
持っている人は多くありますがレンズを使う人はほとんどありません。
ニコンはMFの古いレンズがデジタルに使えます。
50mm1.4の標準レンズをお持ちの方は多いようです。
これを使えばじっくり撮る方法でボケを楽しむ事ができます。
スナップの時やボケが必要ない写真には
コンパクトカメラを使えば良いのですから
用途を絞って一眼を使うのです。
ニコンFの時代のニッコール・オートのレンズは
さすがにデジタルには取り付けられませんが
例外があります。
D70には改造無しで最も古いレンズが取り付け可能なのです。
D70なら1万円台から、背面モニターの少し大きなD70sなら
2万円から手に入るようです。
露出の操作も全く手動になるのでそれなりのスキルが必要ですが
Fをお持ちの方なら問題はないと思います。

上の写真はD70sにNikkor-S Auto 50mm1.4を取り付けたものです。
このような方法もマニアックで渋い雰囲気を持っています。
写真の楽しみは幅が広く、奥も深いのです。
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by tatakibori | 2010-12-03 19:18 | 写真 | Comments(4)

燃費計測

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今回の横浜行きは距離が長いので、正確な燃費を調べてみました。
出発前にセルフのスタンドで満タンにして、帰ってから同じスタンドで満タンにしました。
給油は4回で総量82.19L、総走行距離は1520km。
燃費はおよそ18.5km/Lとなります。
ちなみに代金合計は10,823円です。
高速道路通行料金は、行きは休日割引で2,400円
帰りは通勤割引があって12,150円の合計14,550円。
総計の旅費は25,873円となりました。
クルマは2003年式トヨタ・サクシード1500ccのライトバン350kg積、
走行10万kmでエコカーではありませんが最新型の1500とは同じような燃費です。

細かく考えれば、駐車場代が1,050円x7日で7,350円もあります。
これについては会場とホテルの移動をクルマで行ったので
電車とバスで1日分960円とすれば7日で2人分は13,440円となり
節約した結果になっています。
ここでの話題からどんどん離れますが宿泊はウィークリーマンションで
7泊して35,700円です。

旅行と考えればずいぶんケチなものですが、
無名の作家の個展開催の経費としては現実的で節約型のものです。
実際には飲食やお土産とかいろいろあるでしょうが、そこは個人差もあります。
父と二人で都心のデパートで盛大な叩き彫展を開催した頃は
大きな経費をかけていましたが、21世紀の不景気時代ならこれくらいで
積極的に小さな催しを開くのがファンのためにも良いと思います。
これである程度の目処がついたので今後は軽い叩き彫展を
定期的に開く事ができればと考えつつあります。
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by tatakibori | 2010-12-01 13:15 | 仕事 | Comments(0)