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続・放射能健康法

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震災による原発事故からかなりの時間が経過して、真実がかなり明らかになってきました。
先ず、認識不足だったのは、放射線の影響は自然界にもとからあるものと
原爆や原発事故によるものではまったく違いはない事です。
私は人工と天然の差は必ずあると想像していました。
ただし、物質による線種の違いはあります。

岡山県はもちろん広島に近いので、父の世代には被曝者があります。
父と同い年で、存命の知人も2人います。
2人の共通点はたいへん聡明な方であるのが興味深いところです。
幼馴染の友人の父親は被曝者で原爆後30年で白血病で亡くなっています。
この方はたいへん有能な経営者で、早世だったにもかかわらず
立派な事業を残し、後に残る大きな指針を示していました。
3人とも核爆発の中性子線を大量に浴びてしまったようです。
広島にもその世代の知り合いは多いのですが、どなたが被曝者かは
聞いた事がないので分かりません。
以前ブログに書いた事がありますが、私の知人だけの現象かもしれませんが
糖尿病患者に優秀な頭脳の方が多いようです。
広島の被曝者はもっとはっきり優秀です。
人間の生命力はストレスに強く、負荷が大きければさらに強くなると思われます。
人生には苦労が多いほど幸せになれるというのは理にかなっています。

福島県では今後、異常のある赤ちゃんが生まれる可能性があると騒ぐ人々がいます。
それを完全に否定できませんが、それとは逆にたいへん優秀な人材が生まれる
可能性は異常のある場合より圧倒的に大きいと想像する事ができます。
ある意味、残酷な話です。
人の生命や健康に影響を与えるほど放射線が強くない事を祈るばかりです。
実際の所はデータが無いので現状が危険かどうかさえも分かりません。

ストレスは放射線だけでなく、戦争や伝染病あるいは貧困なども同じ事だと思います。
今、強く生きていられるのは、あの苦しい時代があったからだと思う人も多いでしょう。
人間が生きていくのは悲しい荷物が多いようです。
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by tatakibori | 2011-10-17 21:04 | 日々の生活 | Comments(0)

Sooner Or Later

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都会の事情は知らないですが当地の若い世代ではルーツ・ミュージックに傾倒している人が多いようです。
ルーツ・ミュージックとは主にアメリカ南部のゴスペル、ブルース、フォーク、カントリーなどを指します。
アメリカ南部音楽はここ200年において最も新しいものが生まれてきた地域です。
イギリス、アイルランドからやってきた白人とアフリカから来た黒人の文化の融合です。
簡単に言うと、白人の民謡や宗教を元に黒人のリズムを合わせて出来上がった音楽です。
これが録音されラジオで放送されるという新しい伝達方式で瞬く間に世界に広まっていきます。
本来は新しい音楽を作ったのは黒人ですが、黒人の文化を白人の家庭に持ち込むのは抵抗がありました。
垣根を取り払うのに大きな貢献をしたのが美しい白人青年エルビス・プレスリーだったのです。
これで一気に黒人音楽をベースにしたリズミカルなロックが日本のラジオからも流れたのです。
今の日本のオヤジ世代でルーツ・ミュージックに惹かれる人の多くは
ボブ・ディラン「ブロンド・オン・ブロンド」(1966)の向こうにあるアメリカ南部文化を
感じているのではないかというのが私の考えです。
若者達はローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、ボブ・ディラン、ライ・クーダーなどの向こうに
ある原点としてのルーツ・ミュージックを認識しているようです。
つまり、私のような熱い音楽ファンのオヤジが「昔の人」と思われない
素晴らしい状況が生まれてきているのです。
単に時代が巡ってきたのか、本物志向で良いものが掘り起こされて脚光を浴びているのか
知りませんが、遅かれ早かれそうなるのは私には分かっていた事です。
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by tatakibori | 2011-10-15 15:08 | 音楽 | Comments(4)

木質バイオマス

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私は農学部の林学系を出ているので、エネルギーとしての木質バイオマスに関心があります。
岡山県は地形的に北へ行くほど東西に広くて標高も高くなり広大な森林になっています。
比較的に高温多湿なので杉、桧などの成長が早く木材の生産地となっています。
近くの木材の産地として有名な真庭市では木質バイオマスに積極的に取り組んでいます。
原発事故以降、特に注目を浴びているという話も聞きます。
ところが、政府が力を入れてきたバイオマスですが有識者にはこんな見方をしている人もあります。
http://takedanet.com/2011/03/post_6f50.html
6.4兆円も使って何の結果も出ていないそうです。
あの「もんじゅ」でさえ2兆円ですからたいへんな無駄遣いです。
木質バイオマスは以下のページに分かり易い解説があります。
http://www.pref.fukushima.jp/forestry/baiomas/baio_mokubaio/baiomas.html
お断りしておきますが、紹介の2つのページは原発事故以前のものです。

話はぜんぜん関係ないですが、最近は不景気で自動車の任意保険に加入していないクルマが
たくさん走っているそうです。
もしもそんなクルマとぶつかったらたいへんな事になります。
JAFの人に聞いた話では、高速道路の事故車のほとんど(99パーセント位)は車両保険に
入っていないそうです。
一般には車両保険の加入率はそれほど低くはないので、車両保険に入っている人が
高速道路で事故を起こす率が極めて低いのかもしれません。

エネルギー問題は保険のようなもので、採算性だけで語るべきではないようです。
安全保障の問題も絡んできますから、資源を持たない日本が自国内で賄える
木質バイオマスを切り捨てるのは任意保険に入らないで自動車に乗るようなもの、
と言うのは言い過ぎでしょうか。

世の中には無駄なものがたくさんあります。
学歴が関係ない仕事に就けば大学に進む意味はありません。
戦争をしない自衛隊はお金の無駄遣いです。
私はそう単純に言ってしまうのはおかしいと思います。
人間の生きる事そのものが膨大な無駄遣いとも言えます。


経済的に大きな問題を抱えていたらきっとこう思います。
「誰かぶつかってきて自動車が壊れたら、相手の保険でこのぼろクルマが少しマシなものに買い替えられる。」
「この調子でさらに悪くなって日本の経済が破綻すれば、俺の借金もチャラになるかもしれない。」

兄が死ぬ前に「僕が死んだ後にはきっとこの世の終わりが来る。」と言いました。
末期ガンによる極限のウツ状態だったようです。

人は精神を健康に保って、前向きに進まなければなりません。
もちろん少しでも余裕を作って万一に備えるのも大事です。
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by tatakibori | 2011-10-06 20:35 | 日々の生活 | Comments(0)

ホンキートンク

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アメリカ西部開拓時代に、ピアノを東部の港町から
南部や西部の町まで馬車で運ぶとチューニングが狂ってしまい、
調律師もいないので調子外れのまま演奏したのです。
チューニングの狂ったピアノ、あるいはそれを演奏したカントリー音楽、
そういうピアノが置いてあるような開拓時代の雰囲気を残す酒場・・・
それぞれをホンキートンクと言ったようです。
ホンキートンクなピアノはペナペナの音がするそうです。

日本でも都から遠く離れた僻地では文化や情報が伝わる間に
少し間違ったり、形を変えたりする事があり
都での常識と地方でのそれが少し違ったり、
人情や気質の違いとなって表れる場合があるようです。
江戸っ子から見るとまさにホンキートンクで滑稽に見えたり
腹立たしかったりする事もあったかもしれません。
夏目漱石の「坊ちゃん」はまさにこれがテーマです。
意外にもセクハラや冤罪、イジメなど今の世にも通用する社会問題を含んでいて、
坊ちゃんが最後に都電の技手になるというオチも「鉄ちゃん」ブームの昨今なら
まったく違和感がありません。
漱石の作品には「我輩は猫である」や「こころ」など時代を超えたと言うより
まるで今の世相を書いたようなおもしろい作品があります。

ローリングストーンズの名曲「ホンキートンク・ウーマン」はジャンルとしての
ホンキートンク音楽が演奏される酒場にいるような女性との濃密な交際を
歌っています。
ストーンズの歌詞の例にもれず、翻訳したらとても放送できないようなものです。

自分の心の中の調律をしてくれる調律師がいたら、きっと助かります。
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by tatakibori | 2011-10-01 20:40 | その他 | Comments(6)