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ポジティブに走る

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自動車のホイールアライメント、キャンバー角度をご存知ですか。
真正面からみてタイヤが「ハ」の字になっているのがネガティブキャンバーと言います。
少しだけハの字になっているとハンドルの手応えがしっかりして、
カーブでの安定性がグッとアップするのです。
このクルマはライトバンなのでバネのストロークが長くて
空荷の状態なら逆ハの字でキャンバー角はポジティブです。
そういうクルマはハンドルの手応えが頼りなくて、カーブでは
タイヤが腰砕けになりやすいのです。
急ハンドルを切ると内側のタイヤが浮く事もあります。
ライトバンはバネが固いのですが、ポジティブキャンバーの
せいでバネが柔らかすぎると感じる人が多いようです。
こういうのは構造を理解して、タイヤの動きをハンドルと腰で感じれば
滑ろうが腰砕けになろうがその気になればそれなりに走ります。
もっとポジティブな軽トラとか2トン車で飛ばしてみればすぐに慣れてしまいます。
車高が下がるバネに交換してネガティブに改造すれば乗用車感覚になりますが
それではせっかくの貨物車のメリットがなくなります。
物事は折り合いをつける妥協点があり、それなりの理由があるのです。
ポジティブに生きて、走れば良いのです。ww
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by tatakibori | 2012-02-20 20:07 | その他 | Comments(2)

叩き彫スピーカーver.2プロジェクト その2

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FE127koが45リットルもある大きなバスレフ箱でどんな鳴り方をするか
仮の箱で実験してみました。
元はFE164が2発の為に作った箱です。
色々と試していくうちにもの足りなくなったシステムです。
フルレンジは一発でツイーターも無しの方が品の良い鳴り方をします。
音が荒れる要因が増える事をわざわざする必要はないのです。
内容積が45リットルもある大きな箱に12cmフルレンジ一本では
低音不足になりそうですが、実際にはどうなるかやってみました。

FE127koはバックロードホーン専用のFE126Eと似た音色です。
アンプのデリケートな差をクッキリ示すような神経質さもあります。
トーンコントロールのちょっとした変化で大きく性格を変えるような
ところが印象的です。
やや高音を落として、低音を持ち上げると神経質さが消えて
どこで鳴っているのかと思うような重みのある低音が出てきます。
細かな調整をすれば大きな箱で困るような事はなさそうです。

現在、ホームセンターではグラスウールの断熱材と針葉樹合板が
品薄で在庫が無いものもあります。
針葉樹合板が店頭に出てくるまでは製作は出来ません。
震災復興需要の影響ならしかたのない話です。
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by tatakibori | 2012-02-19 20:41 | オーディオ | Comments(0)

叩き彫スピーカーver.2プロジェクト

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叩き彫スピーカーの第2弾を考案中です。
今回もトールボーイスタイルですが、バスレフ方式とします。
高さは1mで台形スタイル。ダクトはスリット型で2本。
内容量は45Lと12cmユニット用としてはかなり大型です。
ユニットはフォステクスにコイズミ無線が発注したオリジナルの
FE127koというFE127の改良版です。
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前回の「八百万」よりクセのない繊細な音を目指します。
ユニットは手に入れ、アイデアはまとまったのですが
寒いのと時間がとれないので工作は来月に入ってからの予定です。
今回は塗装をきれいにするのが目標です。
・・それから、名前は「ツクヨミ」です。
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by tatakibori | 2012-02-11 19:57 | オーディオ | Comments(2)

臥薪嘗胆(改作)

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過去のブログの文章を少し改めて、ある冊子に掲載します。
一部に保田師の文章を引用してありますが、
ややこしいので特別な表記はしません。
常体に変えるだけでシャープな印象になります。



中国の古い言葉「臥薪嘗胆」というのは、
敵からうけた恨みを忘れず、辛苦に耐えて、
時機を得た時に、復讐をとげるという意味。
紀元前5世紀頃、呉越戦争の歴史の中に生まれた言葉で、
和をもって尊しとなす我が国では馴染まない考えのように思える。
例外的に津山の史跡である院庄・作楽神社の由来の物語がある。
後醍醐天皇が隠岐の島に流され、
それを慰めようと児島高徳が刻んだ
十字の詩「天莫空勾践 時非無范蠡」
「意味:天は古代中国の越(えつ)王・勾践(こうせん)に対するように、
決して帝(みかど)をお見捨てにはなりません。
きっと范蠡(はんれい)の如き忠臣が現れ、
必ずや帝をお助けする事でしょう」を思い出す。
これこそ越王・勾践だから「嘗胆」由来の人。
そして南北朝時代とかなり緊迫した争いの時、
都から遠く離れた岡山の武将が「史記」から引用した
自作の漢詩を桜の幹に刻んで天皇だけに分かる
暗号として伝えた事がまさに風雅といえる。
 芭蕉の奥の細道に「象潟や雨に西施がねぶの花」という句がある。
西施(せいし)は中国四大美人の一人。
越王・勾践が呉王・夫差に献上し、その美貌で呉は滅んだとされる。
壮絶な歴史物語も異国の地ではロマンの詩に生まれ変わるという不思議もある。
 我が国には、一貫する文明があって、
風雅(ミヤビ)という言葉でよばれる。朝廷の文明である。
町人の文化にしても、平安京以後の風俗でいえば、
源氏物語の気分を尊ぶようなところに落ち着く。
臥薪嘗胆の強い異文化を持つ国と分かり合うには、
先ず我が国の「風雅」の気質を学ばなければならない。
「大和魂」と呼ばれる日本人の性質は本来は戦いと無縁の考えである。
平和な未来のために歴史を紐解く時が来たようだ。
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by tatakibori | 2012-02-04 10:47 | その他 | Comments(0)