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未来が見える

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若い頃は少し未来が見えていました。
それは予知能力などというようなものではありません。
何もかもが希望に満ちていた年頃には
たくさんの情報の中から興味のある事柄については
この先はこうなるだろうと見通す力があったのです。
将来について書かれている本はたくさんあります。
専門書でなく小説の中にも未来が分かっていたのか
と思うような本もあります。
情報を丹念に検証して書かれているからです。

人生も折り返しを過ぎて後半に入ると、
希望を失い未来は見えてこなくなります。
ましてネット社会になり不安を煽り、先を憂う情報で
覆い尽くされてしまった今の状況では
中高年が希望を持つには大きなエネルギーが必要です。

ジブリの「魔女の宅急便」で主人公のキキが
空を飛ぶ力を失い、ネコのジジとも話せなくなる場面があります。
人の世の冷たさを味わって、少し大人になった瞬間です。
それでもキキは友人トンボの命を守るために空を飛ぶ力を取り戻します。
純真な思いが子供の心に留まらせたからだと思います。

未来が見たければ希望を持って生きなければならないし、
子供のような純真な心でいることが求められるのだろうと考えます。
だれでも小さい頃には神様がいたように、
夢はきっとかなうと信じていたら未来がもう一度見えてくるかもしれません。
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by tatakibori | 2014-03-20 19:54 | その他 | Comments(1)

学生時代

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母校の同窓会通信へ原稿を書いてみないかとお誘いがありました。
原稿はいくつかのジャンル分けがあり、
その中に「学生時代と今のつながり」というテーマがあります。

色々な事を思い出す切っ掛けとして、私が学生時代の世の中は
どんなものだったか調べてみました。
入学が1976年で卒業が1980年です。
ヒット曲は数多くありますが、印象が強かった中では
「木綿のハンカチーフ」で入学して「いとしのエリー」で卒業したようです。
地域的には「中央フリーウェイ」がご当地ソングだったかもしれません。
黒ネコの宅急便の登場や西武ライオンズも地域の話題でした。
コンビニエンスストアやホームセンターが出来たり
共通一次が始まり、ドラえもんが出てきたのも学生時代です。
当時は意識が薄かったのですがイラン革命や1ドル180円の円高も
世の中を変える大きな要素でした。
「スターウォーズ」に「ロッキー」が流行りましたが、
私としては「タクシードライバー」も強い印象でした。
ロッキード事件もその頃です。

かなり昔のように思えますが、母校を訪ねてみると
学生の雰囲気には昔と同じ様なカラーがあるように見えます。
かなり年長の先輩も同じ様な印象を持っていると言います。
実際に学問の世界での時代の変化はゆるやかで
農工大の得意な環境問題の分野でも専門教育を受けた人にとっては
30年以上の時間で大きく変わった事は少ないと言います。

実際には、バブル景気とそれの崩壊、パソコンの普及と
インターネットの登場による情報の氾濫が
大きく時代を変えてきたのは事実です。

しかし、激動の時代とか時代の節目とか言っても
数十年~百年のタイムスパンでみると何でもない場合が多いのでは
ないかと、私は思うようになりました。
それよりも大きな価値観によって人間は支えられているのではないかと・・。

学生時代と今のつながり、それは切れ目を持たないので
つながっているものであるし、何も変わっていない、
むしろ20歳の頃に大切にしていたものが
今の私を支えているように思えます。

「雨ニモマケズ」が今見直されています。
これこそ日本人の心の奥にある
基本的な価値観を持っているのです。
宮沢賢治が我が母校とは同系の盛岡高等農林の出身であるのも
私のような農学部出身者には見逃せない点です。

変わらない価値観をテーマに農工通信へ原稿を書きたいと思います。
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by tatakibori | 2014-03-10 20:06 | その他 | Comments(0)