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画賛

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絵に添える言葉はどういうものが良いのでしょうか?
自由に書く文字だと、相田みつを、小池邦夫のような
生きて行く心の支えのようなものであったり、
日々の感動を純真に綴っていく世界が好まれているようです。
その路線なら安岡正篤、平澤興の語録などなかなか味があります。
自由律俳諧の種田山頭火、尾崎放哉なども魅力的です。
しかし、自分で再発信するほどの思い入れがないと言うのが
正直なところです。
ツイッターに文学者のBOTが色々あってフォローしています。
時々入れ替えるので、今は茂吉が選んだ万葉秀歌、保田與重郎、
中原中也、宮澤賢治、種田山頭火句集などです。

自分なりの基準を考えてみると、深く静かにでありながら
心がわくわく躍るような感動を持つ詩歌という傾向があります。
「辛崎の松は花より朧にて」芭蕉
何の変哲もない句ですが、一瞬にして琵琶湖の春霞を
もう一度見たいと心が躍ります。
旅に生きた芭蕉の人柄を知ります。
そういう感動こそ、私の木版画に添えたいのです。



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by tatakibori | 2015-01-28 08:26 | その他 | Comments(0)

自画自賛

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自画自賛というのは本来は自分で描いた絵に、
自ら詩文を書き加えるという意味です。
普通は他人に書いてもらうものだったのです。
木版画に文字を加えるには、先ず字を知っていて
書ける事と何か詩文を知っている必要があります。
自作の詩文を書くのが良いようですが、
なかなか難しいので気をつけて言葉を探しています。
育った環境で馴染んだ詩や文章があるので
そこから外れると違和感を感じる事があります。
行き着くところの一つが柿本人麿の歌だったりします。
どうしてそうなるかは、簡単に説明でいないし
自分でも良く分からないのです。
言葉の響きの良さが重要なのかもしれません。

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by tatakibori | 2015-01-27 20:03 | その他 | Comments(0)

筆を持つ

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筆を持って文字を書く事が好きです。
下手とか基本が分かってないとか言われる事もありますが、
読めれば良いと思っています。
お手本にして良いかどうかは知りませんが、
棟方志功、保田與重郎それに父の書いた文字が
基本的に私の原点です。
その昔、24歳くらいの頃です、京都の冷泉家古文書が公開されて
その特集のムック本を買いました。
藤原定家の書いたものが大量に公開され載っていました。
いつかはこんな文字が書けるようになりたいと
思いましたが、それらしい努力はできていません。
そんな私にも書いて欲しいという注文を下さる
方が少しずつ増えています。
ありがたい事です。
上手、下手とか関係なく、見るだけでとてもリラックスした
気持ちになると多くの方が言われます。
はっきり「嫌い」という方も少数はあります。
持って生まれた感性に共鳴できるかどうかが、
好き嫌いの分かれ目のように思えます。
極端に言うと歌は誰にでも歌えるし、字は誰にでも書けます。
より多くの感情を伝えるには色々な意味での
勉強が必要だと思います。
筆の持ち方一つでも流儀や作法があり、
奥は深く終わりのない勉強があるのを
知ったばかりです。
事を成すには人生は余りにも短いのを知ったのですが、
すでにその残りは少なくなりつつあります。
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by tatakibori | 2015-01-25 20:36 | その他 | Comments(0)

クラフトデイズの成果

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2年余り前に「地域の工芸系の作家を集めたイベントをやってみないか」という
提案が先輩作家からあり、仲間を集め力を合わせて、
一昨年の秋に「クラフトデイズ」と銘打って
地域おこし型(?)のアートイベントを開きました。
昨年春にはワークショップが主体の続編も開催できました。
そして昨秋にイオンで・・と細々と続いております。

個人的には大きな壁や、憤りさえ感じる事が多くて、
こんな事をやって良いのだろうかという思いが残っています。
しかし、ちょっと目を変え、俯瞰すると、
大きな変化が確実に生まれ育っているのが分かります。
若い作家同志のネットワークが確立して、
数多くあるイベントにこれまで以上に多くの作家が
自由な雰囲気で参加し、生き生きと活動しているようです。

そもそも、最初に誘いをかけた時の目標として、
「ジェラシーの無い横の繋がりを作りたい」と提案しました。
そういう意味では、若手作家がコンプレックスを感じることなく
自由な活動ができる地域社会の下地作りになんらかの
貢献ができたのではないかと思います。
スペースを提供する団体や人も増えたり、
多くのアートイベントが開かれて、ファンの数も
飛躍的に増えているのを実感します。
まだまだ個々の作家の生活の向上にはつながって
いないかもしれませんが、全体としては
地域経済への貢献としても無視されないように
育っているようです。
結果が数値化できるようなものでないので、
どこまでやれば成功とか言えませんが、
方向としては正しかったようです。


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by tatakibori | 2015-01-16 21:10 | その他 | Comments(0)

せわぁない

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NHKのドラマで使われる中国地方の方言「せわぁない」は
「世話は無い」ですから「心配ない」という意味です。
なかなか良い言葉です。
岡山県の方言で「おえりゃあせんのう」と言います。
「畢(終)えりゃあせん」ですから「だめだなあ」という意味ですが、
これは地元民にとっては味のある言葉です。
どこかに少し優しさを感じます。
滑らかな抑揚をともなうその言い回しからなんでしょうか。
NHKのドラマが山口弁、広島弁になっているようですが、
次は岡山弁「おえりゃあせんのう」も使って欲しいですね。


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by tatakibori | 2015-01-13 21:35 | 日々の生活 | Comments(0)