多いのか少ないのか

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ずっと以前に何かの雑誌で読んだおぼろげな記憶だから確かではないのですが
ハイチだったかドミニカだったかそれも思い出せないのですが・・・
銀行員の数よりミュージシャンの数の方が多いそうです。
どちらにしても1000万人程の総人口で産業もほとんど無いような国で特殊な例と言えます。
日本の就労人口は6000万人でその1割がお金にまつわる仕事をしていると言われます。
都市銀行、地方銀行、信用金庫・・から農協、郵便局、各種組合それに保険、証券
さらに各種金融会社まで直接お金に関係する業種から考えるとそんなものだと思います。
また1割が自動車関連産業だとも言われます。
両方合せたら1200万人とカリブ海の小国の人口をオーバーしてしまいます。
世界の貧しい国から見れば日本は自動車を作って世界中に売り、
お金の計算ばかりしていると思われるのは当然かもしれません。

カリブ諸国の音楽の芸術的評価がどうなのかは論議のあるところだと思いますが
その真摯な音楽に対する情熱には驚くべきものがあるような気がします。
美術に関してもわずかにやや大味なものが紹介されているだけのように見えますが
アーティストの数は多いとの話もあります。

日本では美術業界と言うと骨董品で、「〇〇〇〇鑑定団」でいくらの値がついたような価値観が先行して新しい物に対する評価が少ないのです。
まさにお金の勘定ばかりで、若い芸術家が育ち難い環境だと言えます。
岡山県北でもコレクターは多く、個人のコレクションによる美術館などもたくさん出来ているようです。
それはほとんどの場合は過去の人の作品であり、老人達のコレクションの価値を守るために作られています。
まるで新しい若い芸術の芽生えを踏み潰しているようにも見えます。
私はすでに30年のキャリアを持つベテランになってしまったので、これからは若い人を育てる側です。
あまりにも微力なので社会を変えるような事はできませんが、せめてそういう空気をつくる努力をしなければならないと思っています。

「そういう事は自分自身がしっかり稼ぐようになってから言え。」というツッコミは勘弁して下さい。(笑
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by tatakibori | 2010-02-24 21:22 | その他 | Comments(2)
Commented at 2010-02-25 20:12 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tatakibori at 2010-02-26 12:28
お褒めいただき恐縮です。
「黄金の花」という歌を思い出すような場面はけっこう多くあります。
縁あって描いていただいた絵が〇〇〇万円になるからと売りに出す人もあります。
お金で無いもので手に入ったものならお金では代えられない
たいせつな人に差し上げましょう。
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