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政治は変わった

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今度の日曜日は参議院選挙投票日です。
民主党が政権をとる前くらいから政治が変わりました。
それまでは利権に群がる企業とそれからの政治献金やバックマージンというのが
政治を動かす直接のエネルギーでした。
今はもっと直接的に「選挙で勝って美味い汁を吸おうぜ」という政治です。
民主党とはよく名付けたもので民主主義を良く知っています。
国民のほとんどは貧乏で利権など関係ない世界に生きています。
選挙権は平等ですからどんな貧しい人も弱い人も一票は同じです。
その人々にお金を配れば喜んで票をくれるだろうと考えたのです。
自民党政権末期もさかんにそれをやったのですが、
結果的に政権を失いました。
国民のご機嫌とりをするのが民主党も自民党も同じ、今の政治です。
今の国難を考え、リーダーシップをとって日本を良くしていこうと
訴えている人はほとんどありません。
国民に我慢を強いるのはタブーなのかもしれません。
「欲しがりません勝つまでは」と同じに見られてしまうからでしょう。
国家というくらいで、国は家と同じです。
会社や団体なら辞職したり抜ければ良いのですが、
国から出て行くのは難しい事です。
財政危機になればみんなが何かを我慢しなければなりません。
30年近く前に我が家が破綻寸前になった時に
私が厳しい引き締め策を実行していったら、
家族に「守銭奴」と言われ、「何もそこまでしなくても」とも言われました。
結束の固かった我が家でさえそれですから、国家レベルになると
財政の引き締めというのは難事業です。
強力なリーダーが現れなければなりません。
by tatakibori | 2010-07-07 20:59 | 日々の生活
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