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民族派

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右翼の定義もよく分からないまま「民族派」という言葉を使ってしまいました。
ウィキペディアを参照していただくと分かります。
簡単に言うと任侠右翼とは違う分類であるという意味です。

「民族主義」と安易に書きましたが、すでに死語のようです。
日本は単一民族国家ではないというのは現代の認識です。
街宣(任侠)右翼には外国籍のメンバーも珍しくないという時代です。

かつて沖縄返還前に父の友人が沖縄へ行ってきた話を聞きました。
「民族派」の人です。
本土から見捨てられた沖縄の人々は「恨み」があるのではないかと尋ねたそうです。
逆に沖縄の人々の愛国心に触れて大きな感激を受けたみやげ話だったのです。
その「愛国心」とは何でしょうか。
民族と言っても沖縄は琉球王朝で独立した文化もあります。
生まれた故郷(土地)を愛する心もありますが
日本人の愛国心は「言葉」ではないかと私は考えます。
前日、亡くなった劇作家(演出家)つかこうへい氏は民族の血としては韓国ですが、
私は彼も日本人だと思っています。
思想的にどうあれ美しい日本語を知って、頭の中はそれで動いているのは日本人です。
彼の遺言は名文だし、その考えは日本人的で多くの人に感動を与えました。
台湾や韓国には自分は日本人だという現地の老人が多くいます。
彼等の母国語は中国語や朝鮮語ですが小学校から受けた日本語教育で美しい日本語を
学んで日本人になったそうです。
本国の我々よりよっぽど美しい言葉遣いで話します。
日本が好きで愛国心もあると言うのですからおそれ入ります。

「言霊(ことだま)」と言いますがそれこそ「アイデンティティー」であり
国を一つに結び付けているのです。
言葉や文学を真剣に考えれば一つの到達するところがあります。
逆に言えば、社内公用語を英語にする会社もあるようですが
頭の中で英語で考えるようにならなければ何の意味もないように思えます。

大江健三郎さんには日本語から離れて、是非英語の文学を書いていただきたいのです。
そして、その日本語訳本なら買って読んでも良いかと思うのです。
by tatakibori | 2010-07-24 19:13 | その他 | Comments(0)
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