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プライバシーと特定商取引法

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以前、雅号をつけたら良いと言われた事があります。
父は祖父の号を継いで「昭雲」と名乗りました。
本名の「正志」が平凡で嫌だと言ってました。
私は変な名前ですが、本名で充分です。
号を名乗りたいと思った事もありません。
恥ずかしい事や、知られたくない過去もあるかもしれませんが
逃げようのない私の人生だと思います。
だから「尚公さんは正直すぎるから困る」と言われる事があります。

そういうオヤジの意見だと思って読んで下さい。

美術工芸作家の場合は仕事用のホームページやブログは
名刺の延長であってパンフレットみたいなものだから、
住所や連絡先を明記しないというやり方には馴染めません。
作家によっては名前さえはっきり書いてないところもあります。
何を世に示したいのかが私にはわかりません。

売りたい、仕事が欲しいと切に願う気持ちがあれば
たとえ迷惑メールが来ようと、煩わしいひやかしの
来客に悩まされようと我慢しなければならないと
思うのは貧しい育ちの年寄りの考えのようです。

商用サイトなら特定商取引法で責任者名や
住所、電話番号などすぐに連絡がとれる情報の
明記を求められています。
プライバシーを守らなければならないほど
問い合わせや来客があれば、そうなってから
対応すれば良いように思えます。

それとも、そういう方はすでに生活に支障が
あるほどの問い合わせや来客に悩まされているのでしょうか。
かなり名のあるベテラン作家でも住所や
連絡先をはっきり書いてますからそれは無い様に思えます。
それだけ仕事に対するスタンスが違うのでしょう。
そんな事で食っていけるのかと思ってしまいます。
たぶん目的が大きく違うのでしょう。
by tatakibori | 2014-09-24 09:43 | その他
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