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モータリゼーション

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岡山県北のモータリゼーションが大きく進み、
誰もが自動車に乗るようになったのは中国自動車道が開通した頃からだと思います。
中国自動車道は1970年の大阪万博に合わせた吹田・豊中間から始まり、
岡山県内では1974年に津山周辺が出来て、1975年10月に津山と大阪が
高速道路で結ばれました。
それが当地の本格的なモータリゼーションの始まりだったのです。
私が運転免許を取ったのは1976年9月で、まだ中国道と名神は
ジャンクションで結ばれていませんでした。
1988年には瀬戸大橋、1992年には米子自動車道が、
1997年には岡山自動車道、山陽自動車道が全線開通して
岡山県にも本格的な高速道路網が出来上がりました。

鉄道が出来たのが1923~1936年ですから、それに比べると
ゆっくりとしたペースのようにも思えます。
昔の事なので実体験はないのですが、鉄道は地域の産業振興に
大きく貢献したと聞いていますが、高速道路は鉄道ほどの
貢献はなかったかもしれません。
しかし、休日の高速道路をのんびりと走る美しく磨き上げられた
多くのクルマを見ているとネットやテレビのニュースの中の
不況とかテロや戦争など関係ない豊かな世界があるように思えてきます。
地域おこしとガソリン消費には大きな相関関係があると聞きます。
休みの日には高速道路を走って気分転換に出かけるのは
経済の活性化への貢献でもあるようです。
わが工房もそういう人たちを受け入れる体制を作らなければなりません。





by tatakibori | 2015-06-28 21:00 | 日々の生活
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