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羈旅ノ歌

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草まくら たびの日數は からごろも 着慣れに沈く ころともなりぬ
木丹木母集に24首の旅の歌がありますが
戦争で半島から大陸を旅した時の作です。
厳しい状況のなかで詠まれたのですが
それでもおおらかな世界に終始しているのが
保田師の人柄でしょう。

「からごろも」とはどんな服なのでしょう。
今ならパタゴニアの防水透湿でストレッチ素材のジャケットでしょうね。
足元には街歩きもできる軽めのトレッキングシューズ。
・・・ここまで書いて思い出しました。
ミャンマーでカメラマンが亡くなりましたね。
今の世にも戦地に向かう旅人もありました。
ご冥福をお祈りします。
by tatakibori | 2007-09-28 21:25 | 仕事
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