人気ブログランキング |

感性とは4

感性には五感によるものと、
それだけでない学習によって得られるものがあるようです。
本当はカント哲学でいうと学習によって得られるものは「悟性」になるから
感性とは少し意味が違ってきます。
だから「感性を磨く」と言うことは有り得ない話になってくるので、
ここでは所謂「目が利く」というような能力を含めて感性としておきます。

ただし、もとの五感において能力が低ければその上をいくら磨いても
砂上の楼閣というか虚しいものになってしまいます。
美術において形や色彩を把握、識別する力、
詩歌において言葉の響きや、五七五や韻を踏むリズムを感じる心、
音楽における和音とその組み合わせの表情を感じるような
そういったものは先天的なものがあるかもしれません。
職業として選ぶなら自分が優れていない感性の分野にかかわる
事は避けた方が賢明でしょう。
とくに何かを作る事になるとその能力の差が出てきます。

何かの愛好家というのはそういう事は関係なくて、好きか嫌いかの
話ですから、おおいに体験して感性を磨いていかなければなりません。
趣味の世界では手段が目的に変わる事もよくある話で、
結果を追わない方が長く楽しめるというものです。

創作は直感的な衝動や、場合によっては何かの間違いから始まる
ことがあります。そこには髪の毛一本の差を論じるような磨きぬかれた
感性は必要ないし無駄に疲れるだけなのです。

そういうわけで、私のオーディオは工事現場風だし
家のリフォーム計画はすぐに2x4材とビスでコンパネ剥き出しになってしまうのです。
創造はそれでないと出来ませんが、それを社会に提供していくとなると色々と角が立ちます。
大きな事業ならば多くの感性の才能が集まり補い合って素晴らしいものが出来るのでしょうが、
個人の自営業者にはどうしても限界があります。
独りよがりにならないように感性を磨く努力も必要です。



とりとめのない駄文にお付き合いくださいましてありがとうございました。
小僧達の進路と家のリフォームがどうしても頭の中を巡ります。
何か考えると世間とのズレを感じて反省する事が多くあります。
でも、結局は衝動のない事は出来ないようですね。

ほんとうにとりとめがなくて・・・
by tatakibori | 2008-05-24 09:34 | その他 | Comments(0)
<< 皇国史観 感性とは3 >>