10代の若者は出版物としての音楽CDは近い将来なくなると思っています。
音楽を入手する手段はダウンロードがほとんどで、レンタルCDの利用さえ少ないそうです。
CDそのものを購入する事など考えもしないのです。
ipod+itune storeというスタイルの定着もあります。
他にもmoraなどもよく利用していますが、
ほんとうは携帯サイトにある違法の音楽掲示板からの無料ダウンロードが多いそうです。
もっとたくさん良い音楽を聴いてみたいという気持ちは大人の音楽愛好家と同じです。
だから、彼らには大きな心配があります。
音楽がタダなら、良い音楽を作ってもお金にならないので音楽を作る人がいなくなる。
今も昔と同じで、若者に強く支持されるバンドにはテレビに出ない場合が多いようです。
この中からサザンやミスチルのように生き残れるグループがあるかどうか
将来は悲観的です。
インターネットの普及は2000年頃から、
携帯サイトの発展はここ3年ほどの現象だと思います。
急激に変化する社会に戸惑うのは大人だけではないようです。
90年代に政府が将来はマルチメディア産業を200兆円規模に
発展させると発表してから10数年ですが、
大きな発展と同時に産業構造の変化を伴い
対応できない国民の苦しみもありますね。