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民芸は絶滅の危機

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先日、古い付き合いになる関西の民芸店が閉店されました。
他にも大阪難波のお店も閉まったし、
奈良のTさんは若くして亡くなられ、
京都のAさんも四条のお店を閉められました。

民芸運動というのは柳宗悦が昭和の初め頃に
美術界ではほとんど無視されていた日本各地の日常雑器、
日用品など、無名の工人による民衆的工芸品の中に真の美を見出し、
これを世に広く紹介した事に始まります。
民芸店というのは今風に言うと雑貨のセレクトショップですね。
そういったお店も時代が過ぎて、代が変わり、客筋も変ってしまったという事です。
今は逆に、ファンションの有名なセレクトショップのビームスが民芸の雑貨を売っているそうです。
民芸は日本的な品ですから限定されるので
一般には洋風のものや新しい感覚の商品も揃えてオシャレで
気軽な雰囲気のお店を作るという方法もあります。
大阪の若い友人Hさんの扱う品は民芸などがベースですが
新鮮で若い人が入りやすい感覚の物が中心です。

私の予想では色々な流行があっても帰ってくる一つの大きな拠り所が民芸だと思います。
伝統と技術の継承だけ守られたなら、何時かきっと復活するでしょう。
by tatakibori | 2009-08-02 21:22 | 日々の生活 | Comments(0)