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見聞を広める

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wikiによると
ボブ・ディランは
「現行の音楽をすべて忘れて、ジョン・キーツメルヴィルを読んだり、
ウディ・ガスリーロバート・ジョンソンを聴くべし」と後進のアーティストに提言している。
またエンツォ・フェラーリは
1956年の息子ディーノの死後めったに公の場に現われなくなり、本拠地モデナを離れることもなかった。
極めつけの熊谷守一は
「約30年間 家から出ていない」などの言葉を残している。

それとは逆の松尾芭蕉のように旅にあこがれ、旅をすみかにした人もいます。
この旅は何かの目的があっての旅と言うより旅をする事そのものが
目的のように思えます。
フーテンの寅さんは渡世人を自称し家を持たず旅に明け暮れる生活が基本です。
その旅は露天商の旅ですから、基本的にお金を稼ぎながら危なっかしい日々を
送る厳しい生活でもあります。
円空や木喰も旅の人生だったようです。
それは聖(ひじり)と呼ばれる乞食僧の生活です。
これらの場合は旅をする事が神聖でストイックな行為だったのです。

今、世は見聞を広めるための旅行が大流行のように思えます。
代表的なのが地方議員さんの視察旅行です。
どこか「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」的に見えるのが残念ですが、
これらの経費による経済効果が大きいとなると一概に無意味とは言えません。


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by tatakibori | 2017-12-12 21:13 | その他 | Comments(0)